私が初めてトスカーナのシエナに行ったのは今からもう15年以上前のこと。
約一ヶ月に及ぶ、長い一人旅の途中 ふらりと立ち寄った街。 そこで出合った伝統料理、ピチ。 まさか遠い未来で自分がこれを料理教室で紹介することになるとは。。 人生って本当にわからないものです。 ではピチの作り方。 ![]() 小麦粉をぬるま湯でこね、しばらく寝かせてから成型していきます。 伝統的にはひとかたまりの生地から長い長い一本のパスタを作るのですが、家庭では作りにくいし、食べにくいので今回は本当にうどんくらいの長さに抑えました。 ![]() 小麦粉を振ってくっつかないようにしてから 茹でて、パスタソースにあえます。 ![]() しっかりじっくり煮込んだトマトソースに絡め、 チーズをたっぷりふって完成。 そんなに遠いはずないのに、 なかなか辿りつけないトスカーナ。 でもフィレンツェだけなら、 ミラノから日帰りで観光できるのを最近確認しました。 イタリアの電車もさすがに進化しています。 昔は延々とインターシティに乗って、 コンパートメントの中のイタリア人のお喋りを聞いて、 それだけで、楽しかったっけ。。。 古きよき、懐かしき、思い出。 人気ブログランキングへ 訂正 :お喋りを聞いていた、のではなく、 ジェスチャーを観戦していた、 の誤りでした。 お詫びして訂正します。 先月のある日。
たまたま家族で買い物に行った時に立ち寄ったバールで見かけたケーキが食べたくなった私。 ジュリオの目の前だということも忘れてつい注文してしまいました。 予想通り、 ケーキをじ~っと見つめるジュリオ。 そしてその後、スーパーにて苺を物色し始め、 帰宅後の夕飯が終わると同時に、 ![]() くつろぎのクッキングタイム、スタート 一見、苺のタルトにみえますが、 ![]() タルト生地の上にリコッタチーズを使ったクリームを敷き詰め、 ![]() その上に薄いスポンジケーキをのせ、 更に苺のスライスを並べてのせ、 ![]() 最後にゼリー液を上から塗って仕上げます。 当然ながら、バールのよりはるかに美味しい。 でもね、、 贅沢を言うなら、 同日夜、とか 翌日朝、とかじゃなくて、 一週間後、とかに食べたかった、かな^^;; ま、仕方ないか、 なんせ思いついたら、最後ですから。。。 人気ブログランキングへ いつも応援ありがとうございます。 いつも矢のように時間が過ぎて行くように思うのですが、今週はクレモナの素敵な結婚式の着付けに呼ばれたり、ヴィジェーヴァノまで友人のコンサートに出掛けたり、ロンバルディアのよさを再発見したような気がします。
ローマ、フィレンツェ、ヴェネチアはもちろん素敵なのですが、ミラノを滞在拠点にして、あちこちに出掛けるという旅もなかなかよいものなんですよね。 そんな週の締めくくり、今日の料理教室からは絶品、豚のローストをご紹介。 正直、ローストビーフよりも美味しいのでは、、と思うほどとろけるような肉料理です。 ![]() まずは豚肉をしっかりとたこ糸で縛ります。 表面にこんがりと焼色をつけて焼いてから、 白ワインをかけてアルコール分を飛ばし、 あとはブイヨンスープを少量ずつ足しながらじっくりと弱火で1時間半以上煮込んで行きます。 ローストとは言えど、オーブンは使わずに鍋で煮込むのがポイント ![]() ここまではまだ普通の焼豚っぽいですが、 ![]() 切り始めると、そのぷるぷる加減に高鳴る美味しいそうな予感。 写真はないのですが、この後、残りの煮汁を漉して、バターと片栗粉を投入し、 絶品のソースを作ります。 ただそれだけ、なのですが、 これが本当に、、 とろけるような、美味しさです。 まだ茶摘にも早い季節ですが、 一瞬今年の我が家のクリスマスメニューはこれにしようかと、 思ってしまった午後でした。 人気ブログランキングへ いつも応援ありがとうございます。 更新大変ご無沙汰しました。
イタリアの休み、日本の学校の春休みが立て続くのが春というものなのですが、私としては料理教室のお客様にお会い出来ないのは日常ではないようで、淋しい時期といえば淋しい時期でもありました。 さてお休みの間にも季節は変わっていて、今やすっかり春の食材が市場を賑わせています。 中でも楽しみなのが、そら豆。 イタリアでポピュラーな食べ方としては、生のまま食卓に出し、ざく切りにしたペコリーノチーズと一緒に勝手に剥きながら食べるもの。 これは本当にはまってしまうおつまみというか、中でもビールとの相性は最高で病みつきになること間違いなし。 でもこれだけでは料理教室にはならないので(笑) 今月は空豆を使った、こんなパスタをご用意しました。 ![]() 本当にとっても簡単なパスタなんですよ。 茹でたそら豆、炒めたスペック(ベーコン)、おろしたペコリーノチーズ、オリーブオイルを茹でたパスタにあえるだけです。 本来は料理教室で紹介するまでもないよな一皿ですが、 今月はとっても忙しい保存食作りが組み込まれているので、あえて他は簡単なメニューにしてみました。 良くも悪くも品種改良され甘味のある日本のそら豆とは違って、イタリアのはまだ苦味が少し残っているようにも思いますが、それをカバーというより引き立てるのがシャープの風味のペコリーノチーズ。サルデーニア産が有名ですが、スパイシー感のあるローマ産の方がビールには合うようにも思います。 のどかな春、を感じさせる一品ではないでしょうか。 よろしければクリックなどお願いいたします。 人気ブログランキングへ いつも応援ありがとうございます。
たった今、イタリア人初のフィギュアスケート女子世界チャンピオンが誕生しました。
個人的にずっと彼女のファンだったのでとっても嬉しいです(涙) 試合嫌いで有名だったカロリーナ トリノオリンピックはヨーロッパ代表でありながら散々の結果に終わったと多くの批判を浴び、(近年ヨーロッパの女子フィギュアが弱いのは彼女のせいではないのだが。。。) 先日、世界選手権開幕時の新聞のインタビューでは、 本当に辛い10年間だった。 もう楽になりたい、普通の生活がしたい。 モーツァルトで滑っていても私は別にクラッシックファンじゃない、普通の女の子。 モーツァルトって今の時代で例えるならきっとレディガガのような人だったのではないかと思うの。 フィギュア界の伝統の古めかしさについては、選手のほとんどがスカートの衣装であることを見れば一目瞭然だと思うわ。 引退も考えているけど、この試合が終わってから考えようと思っている。 と、語っていたカロリーナ。 本当に銀盤の女王にふさわしい演技だったのではないでしょうか。 振り付けにしても、アメリカやロシア、そして日本とも違うオリジナリティーがありましたね。 そして何より、彫像のように美しい。 スカートでないコスチュームも本当に素敵でしたが、これについてはフィギュア界への挑戦とも言えたと思います。 そして、見事な勝利を手にしました。 あ~、きっとこれで引退しちゃうんだろうな~ 私としてはとても残念ですが、試合を意識せずに滑る彼女は本当にいつも素敵でしたから、現役時代よりも華のあるプロスケーターになるかもしれない、と期待。 ちなみに彼女はイタリアの最北、アルトアディジェの出身。 イタリア語は母国でありながら、母国語ではない。 (自身をイタリア人だと思う認識もやや薄い) 表彰台で果たしてイタリア国歌、歌うのかな? と半ば楽しみに見ていましたが、 やっぱり、 歌いませんでしたね~ ともかくカロリーナ、優勝おめでとう! 人気ブログランキングへ それにしてもカロリーナへの大声援の後で 見事に銅メダルを手にした鈴木選手もよかったな~ 先ほど、友人からトラムでスリに遭ったのでデヌンチャ(被害届け)をしに行くところなの、と電話がありました。
トラムにほんの少し乗っている間、なのだそうですが、在住の長い人でも日本から来たばかりの人と一緒にいると旅行者に見えてしまうのか、狙われやすくなるようですね。 特に赤ちゃんを連れたお母さんは標的になりやすいのが哀しい現実。 ベビーカーを乗せたり、子供に気を取られている間にお財布をスラれそうになった話もずいぶん聞きました。 例えば9番トラム。 車両前方に座席が多いのですが、この連結部分にスリがよく潜んでいる、と聞きます。 恐ろしいことにグループの犯行が基本。 赤ちゃんを抱っこして空席を探していると、前方に座っているおばあちゃんが、 ”ここに空席があるよ~”と手招き。 あら、ありがとう!と連結部を通り抜けて行こうとすると、 そこで待ち伏せしている男達が財布をすろうとする、と聞いた事があります。 リュックは特に狙われやすいようです。 でも皆さん、怯えないでね! 少しでも怪しいっと思ったら、遠慮なく叫んでください。 ほぼそれで、逃げて行きます。 私もいつだったか、バスに乗っていた時のこと。 買ったばかりのケーキを落とさないように持っていた時に、突然背後からジブシーっぽい異臭。 とっさにバッグが開いているような、、嫌な予感がして叫んだことがあったのですが、 叫んでからバッグを見ると、浅黒い手がさ~っと引いていくところでした。 何事も無く終わって見ると、叫んだ自分が凄く恥ずかしく思えたのですが、 ちょうど目が合った、初老の品のよい男性いわく、 ”Hai fatto bene." (よくやった) というわけで、皆様 イタリアでの基本はバッグはしっかり小脇に抱え、 いざとなったら叫ぶ、怒鳴る。 ちなみにペルメッソ ディ ソッジョルノ(滞在許可証)は盗まれたら再発行に130ユーロ、なんだそうです。 これも一緒に持っていかれた日には、泣きっ面に、ハチ、ですね。。 人気ブログランキングへ いつも応援ありがとうございます。 前回からの続きです。
その前に、これから海外旅行に出掛ける皆様にアドバイス。 出発前は充分休息を取りましょう。 飛行機で寝れば元気になる、のは30歳までだと思ってください。 人気ブログランキングへ More 続きを読む方はここをクリック 先日までお客様のアテンドの為、ミラノのホテルに半滞在状態でした。
ミラノに実際住んでいると、ミラノのホテルに泊まることはまずないのですが、友人が泊まっているホテルを訪ねたりすることはよくあります。 その中でも特別な空間と言えるのが、 Park Hyatt Milano まず筆頭にあがるイメージが、 高級 モダン 敷居、高そう の3拍子のように思えるホテルですが、 実際に滞在してみると、最後の敷居が高い、というのは全くないホテルです。 イタリアのホテルって良くも悪くも家族経営が多く、 その対応で印象のすべてが決まってしまう感もあるのですが、 このホテルの凄いところは、 従業員、誰一人イタリア人ぽくない これに尽きる気がします。 つまり多国籍従業員なんですね。 英語力はイタリア語力よりも必須な気がするくらいです。 最初、正直ショックでした。 ベルボーイをはじめ、ルームサーヴィスなどすべて、 実に滑らかでないイタリア語で対応され、一瞬ここがミラノであることを忘れてしまうほどなんですよ。 更に、清掃用具にまで配合されたホテルアメニティの香り。 この華やかでいてシックな香りに日常生活を切り離されてしまう。。 素敵な空間です。 それにしても、この従業員のイタリア人人口の少なさが気になって、訊いてみたところ、 ハイアットグループなので、世界中から従業員が研修などを含めてやって来る、という答え。 正直私も昔、東京のハイアットホテルで働いていた経験があるけど、こうしたことは、なかったなあ。 外資系ホテルとは言えど、日本ならではのきめ細かいサーヴィスを売りにしていた気がします。 さて、この多国籍従業員のサーヴィスに身を投じること数日。 最初は疑問だった、イタリア語についても、どうやら彼らはきちんとわかっていることが判明。 そのくらいから、突然このホテルは快適度を増してきます。 何が快適かと言えば、ずばり、 自分ひとりがイタリア人でないことの孤独 言葉が不自由なコンプレックスもあまり感じずに済む 例えば、老舗のヨーロッパのホテルは素敵だけれども、 伝統や従業員の古めかしさに圧倒され、くつろげない経験ってありがちだと思うんです。 でもこのパークハイアットにはそれがない。 建築はモダン、だけれど、 底抜けに明るいラテン系ドアマンの笑顔。 洗練されたロビーラウンジを仕切るのは 仕事に忠実なサルデニア出身女性のベテランの給仕 きりっとしているけど、優しく、イタリア人とはちょっと違うプロ意識 東欧出身とすぐにわかる、ひとあたりのよい客室係り イタリアなのに、全くそれを感じさせない不思議な人間空間。 廊下など、至る所に漂う、ラウラ トナットの香水、 それだけが、イタリアらしさ、だったと言えるかもしれません。 さてホテルのサーヴィスの良し悪しが分かるのは、 トラブルに遭遇した時。 今回のトラブルは、お客様のご病気でした。 続きます。 励みにクリックなどお願いしたいです 人気ブログランキングへ いつも応援ありがとうございます。
今日から3月、とは思えないほど暖かい日々が続いています。
もうロングコートを着ている人なんか誰もいなくて、ウールのマフラーも、帽子もどこへやら。 イタリアの慶応、と呼ばれるボッコーニ大学周辺では既に裸足にバレリーナシューズの女子大生。 ミラノ、春全開です! さて、春になると妙に食べたくなる南のパスタ料理。 濃厚なトマトソースにとろけるモッツァレッラチーズが糸ひけば、もうそれだけで皆さんうっとりです♪ まずはパスタ作りから、 今回は近所のパン屋から買ってきた小麦粉を使ってのパスタ作り。 この違いについては後日語るとして、 生地は卵なしでしっかりこね上げ、 少し生地を取り、 ナイフですーっと伸ばしてくるっと巻きます。 ![]() 皆さん驚いていましたが、 やってみると出来るもので、 こんなに上手にできました。 さて、これにからめるソースですが、 トマトソースも南らしく、 いつもより大目にオリーヴオイルを入れて、 さらにいつもより少し長めに煮込んで、 フレッシュモッツァレッラをどかん、と入れ、 トロットロになるまで溶かしたところで、 茹で上がったパスタを投入し、 ![]() ほんっと、メチャうま、です! 食べながら、笑っちゃいます。 イタリア料理で何が美味しいって、、 やっぱりこういう料理じゃないかと、思います。 食べている間に、心までほっかほっかになって、 幸せのオーラまで出ちゃうような、、 そんな料理が、やっぱり一番かな♪ ちなみに、ソレント風としましたが、ヴェスビオ風とも呼ばれます。 要はピッツァ味のパスタですな。 人気ブログランキングへ それにしても、食べ終わった後、 皿やフライパンにこびり付いたチーズを落とすのはいただけない。。 そんな訳で、リストランテで意外にみかけない、一皿ではないかと、思った午後でした。
前回からの続きです。
猪年のG先生、暴走すると止まらない、というお話でしたが、 こうなったらついでに月メニュー全部見せちゃいます! 本当に忙しい構成でした。 参加して下さった皆様の中でも、今月だけはついて行けなかった方、結構いたのではないでしょうか(汗。。 構成は以下の通り、色別に表示 Risotto alle Barbabietole con Fonduta di Grana ビーツのリゾット、グラナのフォンデューソース添え Involtino di Tacchino su Vellutata di Spinaci 七面鳥のロール、ほうれん草のクリームソースと Tortelli di Carnevale con Crema Pasticcera カスタードクリーム入りのトルテッリ 11時ご挨拶後、 上記8人分調理スタート! カスタードクリームを作って冷ます ほうれん草を茹で、絞ってバーミックスで他の材料とピューレにする 肉料理の詰め物の部分を作る 七面鳥の肉を叩いて広げ、各自一個分、詰め物を入れて巻きこみ糸で縛る トルテッリの生地(シュー皮に似たもの)を作る スプーンで落とすようにして揚げていく ![]() (この揚げたてを既に食べたがった人、多数。。) ブイヨンスープを用意し、リゾットを作り始める トルテッリにカスタードクリームを詰める 七面鳥のロールの表面を焼いてから、オーブンで焼く リゾットのフォンデューソースを作る テーブルセッティング8席分完了 リゾットにビーツを入れてバターとチーズで仕上げる フォンデューソースを皿に流し、リゾットの盛りつけ 13時40分 ワインで乾杯して、お食事タイムに突入 リゾットの試食 ![]() ほうれん草のピューレをフライパンで温め、濃度と味を調整 焼きあがった七面鳥ロールの糸を外し、切り分ける 皿にほうれん草のソースを流し、七面鳥のロールを盛りつける 試食 ![]() トルテッリにパウダーシュガーを振りかけて盛りつける 試食 ![]() この後、ご希望の方にはジュリオ手作りの 食後酒アランチェッロが振舞われ、 15時 カフェ+楽しい雑談後 自主解散 とまあ、こんな具合でした。 終了時間はいつもと大差ないものの、やっぱり忙しいメニューですね。 コンロが足りない分は電子レンジも活用しました。 基本的には難易度上、中、下の3品で構成するのがバランスとしていいかな、と。 ある程度余裕がないと皆さん訳が分からなくなってしまうもの。 ま、今回はジェットコースターメニューだったと言うことで(爆笑) ちなみに今回の反省として、G先生来月は 手打ちパスタ +モッツァレッラとシンプルなトマトソース でなごみレッスンのリベンジを計るそうです。 来月もなんとか仲良くがんばります 人気ブログランキングへ いつも応援ありがとうございます。
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ジュリオの料理教室のご案内
6月メニューもUPしました 一回から参加出来ますのでお食事代わりにいらしてね!? メニューなどの詳細はこちらをクリック↓ http://giulio71.exblog.jp/ ミラノ近郊でお着物着付け、いたします。着付けのレッスンも出来ますので料理教室までご連絡下さい。 詳細はこちら http://kimonitaly.exblog.jp/ ************** このブログ内の写真及び記事の無断使用、無断転記は一切お断りしております。 末筆ながら4つのランキング↓に参加中 ![]() 励みに一票ポチッとクリックして下さいませ。。。 ![]()
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