料理サロン La cucina di Giulio

イタリア入院生活の思い出その3

連れてこられた病院はOspedale Luisi Sacco ミラノ西北部にあるイタリア屈指、いやイタリア1の病院だと何人かのイタリア人が言っていた。イタリアの最新医療は日本にまったく引けを取らないものだが、その技術と設備を持っているのはごくわずかな病院だけで、一般的な病院の中にはまったく目を当てられないものもある。
そしてこのSaccoは清潔さはもちろん近代的な設備において、診察を待っている段階から既に不安を抱かせない。先日行った病院とは雲泥の差であった。

受付の窓口にパスポートを提示し、気持ちの良い日差しの入る待合ロビーに行くと、待つこと程なく、車つきのベッドがやってきた。 二人の看護士に丁重にその上に載せられた私は付き添ってくれたTちゃんにお礼と別れを告げ、治療室へと運ばれた。まるでアメリカの医療ドラマERのようなプロフェッショナルな対応にすっかり安心した私。前回の病院のようなぞんざいで、なげやりな検査でなく、尿がかなり黄色く汚れていることや、エコーで見ながら腎臓に炎症があることを教えられた。病名はやはり思っていた通り腎盂炎だった。つまり膀胱炎の原因である大腸菌が膀胱からさかのぼり、腎臓にまで達して炎症を起していたわけです。ドクターにサンパオロで尿結石と診断された話をすると、
インポッシービレ!”そんな訳ないでしょう!という言葉が返ってきた^^;
すぐさま入院が決められ、もうろうとした意識の中で泣けるほど嬉しかったのを覚えている。私は保護されたのだ。もうこれで一人ベッドで自分がなんの病気なのか、どうすべきか、などと考えなくていいのである。日本で処方された抗生物質を飲み終えて一ヶ月後の11月4日、戦いは終わった。

さて、病室は2人部屋。奥の窓ぎわにはコロンビア人の女の子が私と同じ病気で入院していた。部屋はとても明るく清潔で広々としていた。窓の外には庭の木々の紅葉が美しく、その奥にはなんとヘリポートまで見えた。成る程ね、イタリア1の病院だけあって遠くからも患者が輸送されてくるわけだ!か~っこいい!!!
イタリア1のホテルに泊まれる機会はこの先も一生ないかもしれないけれど、私がいま泊まっているのはイタリア1の病院だと思うとムショウに嬉しくなってきた!
不安から解放された喜びと入院という新しい体験で具合が悪かったのにも関わらず、私はかなりハイになっていた。隣のベッドのコロンビア人の女の子もシンパティカ(感じが良い)だし、彼女がウェイトレスの仕事をしている話などを聞いて、ますます楽しくなってきた。
だが、面会時間になってから、彼女を訪ねてくる男性二人の様子を見て、私の心にある疑問が芽生え始めた。

まだ続いちゃいます。。。


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by giulio71 | 2008-10-24 08:56 | イタリア入院生活の思い出
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ミラノにあるイタリア料理教室より
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