料理サロン La cucina di Giulio

カテゴリ:美味しい店( 9 )

出てきた料理が口に合わなかったら、どうする?

皆様こんにちは。
やっと春爛漫のミラノなのに、私ったら2日もお腹を下して参っております。
どうも中華レストランで当ってしまったようです。
多分、彼らの使う油と相性が悪いんでしょうね。

なんだか最近、外食運がないというか、
考えさせられることが多いかなあ。

先日、たまに行く、ちょっとカッコイイ系のイタリアンに行った時のこと。
一応サルデニア料理なので、一度はプリモピアットの代表格であるニョケッティを試してみようかと注文。

ニョケッティって、コーヒー豆みたいな感じのパスタなのですが、それをソーセージを煮込んだトマトソースであえてあるわけです。

さて、出てきた料理、、、
これがなんともしょっぱい! X~X
私はどちらかと言えば薄味好みでもないので、私にとって塩からい、場合はかなりのものだと想像してください。

ランチだったのでお酒も入らない状態、しかもこの店の一皿ってかなり多い為、3口くらいで完全にアウト。舌が塩漬けで焼けちゃった感じね。

まあこれが庶民的な店だったら、

パンと一緒に食べるおかず

と考えて、適当に残そうかと考えるのですが、
結構なお値段で、エレガントに仕上げてある場合は納得が行かない。
そこで、給仕を呼んでしまったわけですよ。

”あの、ちょっと塩がきついんだけど、、
これは、通常こういう味に作ってあるの?
ちょっと食べてみて?”


動揺した給仕は、
”いや、味が気に入らないなら作り直します。または他のものに変えますか?”

と返してきたのだけど、
そんなにノンビリしてもいられないし、もう食欲もなくなっていたので、

”いえね、これが店の味なのか、それが知りたかったの。こういう味ならそれでいいのよ。”

と怒りもせず言ったのだけど、店は作りなおす、
の一点張りで皿を下げて行った。

が、瞬く間に皿はシェフの手で戻ってきた。
再び食べて見たけど、さほど塩気は変わらない。
このスピードで戻ってきた以上、どうやってやり直したのかしらね?
茹でなおした時間は絶対になかったはず。
パスタとソースの絡みは前の方がよかったかな。
一度湯がきなおした形跡すら感じられる。
やっぱり何も言わなかった方が後味はよかったかも。。


帰宅後、事の一部始終をジュリオに説明。
彼いわく、

”僕ならパスタから茹でなおす。当り前だろ?
でも作りなおしとか期待しないね。
一度厨房を怒らせると、皿にツバかけられて戻されるのがオチだから。
最近はどうだか知らないけど、僕の上の世代はそういうもんだったよ。”


古い世代の人間がレストランの料理を信用せず、家庭料理にこだわる理由のひとつが判った気がした瞬間でした。


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by giulio71 | 2013-04-15 20:00 | 美味しい店

高級リストランテ、Sadlerが経営するトラットリア

サドレル、と言えばミラノはもちろん、イタリアでも屈指に入る高級レストラン。
実は我が家からすぐの場所にあるのだけれど、ついでのない場所だけに前を通りかかることすらなかった。

だが、先日、キアラと散歩の途中通りかかったその場所で久しぶりに自慢の鼻が動く。
サドレル、の方ではなく、その隣にあるモダンなトラットリア、Chic'n Quick。
メニューを読もうと近づき、よく見て確信する。
ここはサドレル経営のカジュアル店に違いない、と。。

そして、数日後、ジュリオと珍しくランチへ
私は19ユーロのランチメニューを注文。
まずはプリモから

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そば粉を使ったニョッキ、に違いないのだが、衝撃的だったのは、
日本で食べたコンニャクと豆の煮物の味に似ていた事だろうか?!
そしてイタリアンにはありえない、スパイシーさ。
皿を彩るみどりの線は、青海苔で、キッチンに韓国人がいると聞いて深く納得。

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2皿目は薄切り肉と野菜のロールの上に細切りにして揚げたじゃがいもをのせた料理。
これもどことなく、ロールキャベツ風というか、イタリアンの発想ではない。
添えてあるクリームは白いけど、しっかりワサビ味が効いている。

”じゃがいもをどうやってこんなに細く切るのかしらね~?”
と無邪気な質問をしたところ、

”刺身のツマ切るアレだろう?”
とG先生に冷たく切り返された(汗)
私だって日本にいたら、夢にも思いつかない質問だったに違いないが。。

そしてデザート

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メロンのゼリーなのだけれど、、、、
一口食べて、思ったのが、


柿の羊羹

それ以外の何物でも、なかった。
いや、あくまでもゼリーなので羊羹ほど固くはないのだが、
しっかりとした固めのゼリーで、食べ応えもそこそこ。

以上が19ユーロのランチメニュー
すべてオリエンタルな風味の料理で占められていた。

ちなみにG先生が頼んだのはメニューでなく、
(彼いわく、レストランのコースメニューは全く信頼出来ないんだそうです。。)

プリモとして、
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アブルッツォ産じゃがいもを使ったニョッキ、ウニとボッタルガ風味
これは絶品でして、ワタクシ、これにしなかったのを心底後悔しました。

2皿目は、ピスタチオナッツ入りのフォアグラ風味テリーヌ

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正直私はこのフォアグラよりも添えてあるパンの絶妙なサクサク加減が気に入ったのですが、
G先生にそう言ったところ、

”僕だって出来るよ。特殊な乾燥機があってね、
400ユーロくらいするんだけど、それを買えば出来るんだよ。買う?”



まったく、人が楽しく食べていると言うのに。。。


最後のお会計時にはサドレル氏本人が、ご挨拶に来てくれました。
お隣の本店は夜のみ営業なので、昼間はこちらを見に来るのですね。
ならば狙い目はやっぱりランチ?

Chic'n Quick
Via Ascanio Sforza 77 Milano
TEL : 02 89503222
月曜のみ夜営業、火曜から土曜は昼、夜営業 


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by giulio71 | 2012-05-26 06:44 | 美味しい店

中央駅前、本日のお奨め

スペインから突然古い友人ホセがミラノにやって来た。
せっかくだから素敵なお店で食事でもしたいなって思っていたのに、彼の職務は終わらずに待たされること2時間。。。

そして結局、出発までもう時間がないので中央駅前でお昼を食べる事になった。
入ったのはマルペンサ行きシャトルバス乗り場のすぐそばにある、ジリオロッソ。

座ってもう実に様々な話がはずむのだが、やはり食べ物の話で盛り上がってしまうのは何故だろう^^?
G先生に出会う前に私はホセに連れられてどれだけスペインを食べ歩いていたか、思い出すだけでも消化不良になりそうなほど。。。

それにしても急いでいる時に限ってカメリエレ(給仕)はやって来ない。

今初めて思った事ではないのだけれど、私はいつも同じ私なのに、ジュリオと食事に来る時と、他の人と来る時では店からの扱いが天と地ほども違うのは何故だろう?

やはりイタリア人だから、というのもあると思うけど、レストラン出身の彼はやはりカメリエレの扱いを心得ているせいか、本当に気持ちのよいサーヴィスを受けることしかなくて、いつもジュリオと一緒だといつの間にか、

イタリアのリストランテはいつも感じが良い

という根拠のない思い込みまで生じてしまう(汗)
私もつまらないブログを書いているよりは、G先生式、カメリエレ操縦術でも研究して本でも書いた方がいいかもしれないと思った事が何度あったことか。。。

さて、今日のカメリエレはメニューにない本日のお奨めを剛速球ストレートで投げてきた。
ポレンタ、と聞いた瞬間、そんなの家で食べるからいいのよ、と断ったのだが、カメリエレは引き下がらない。←あり得るか?

最後はもういいか、という気持ちでそれを頼む事になった。
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  鱈のトマト煮込みのポレンタ添え

実はこれ、とても美味しゅうございました。
ポレンタもさることながら、この柔らかい鱈(タラ)がまるでカニのようにとろけるんですよ。
トマトソースもさっぱりしていて、北の上品な味です。


しばらく来ないうちにミラノ中央駅もすっかり綺麗になっていた。
最近ここに来る時は見送りばかり。。。
私が今度スペインに行ける日は、いつだろう。。。


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スペインのハモンを愛するホセへのお土産にプロシュット サンダニエーレとベルガモのサラミを渡した私はやはりイタリアを愛しているのか、それとも意地なのか。。。

そしてホセはポレンタについては、ついになにも語る事は、なかった。
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by giulio71 | 2009-11-28 08:38 | 美味しい店

ミラノで美味しいタイ料理

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先日、ポルタロマーナ近くにあるという美味しいという評判のタイ料理屋に行ってきました。

More 続きはこちらからですよ~
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by giulio71 | 2009-06-23 04:14 | 美味しい店

ナヴィリオでランチ

やっと春の日差しになってきましたね。
先日、久しぶりに素敵なランチをしてきました。

場所はかのレオナルド ダ ヴィンチが設計したナヴィリオ運河添い。
夏の夜などは、若い人でごった返すミラノ屈指のナイトスポットですが、春先のランチタイムはゆったりとして、くつろげる場所。

ピアニストの友人のお奨めで入ったお店は、AL PONT DE FERR

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by giulio71 | 2009-03-04 07:08 | 美味しい店

L'antica arte del dolce

昨日からの続きです。
イタリアのバレンタインデーは、日本と違い、男性から女性にプレゼントするケースが圧倒的。 ではナゼ妻の私がケーキを買いに、はるばるトラムを乗りついでいるのか???

G先生の名誉の為、その答えについてはここでは省かせて頂きますが(←ミエミエですか?) 正々堂々と胸をはって、ケーキを買いに行ける機会は滅多に我が家にはありませんから、ここは娘がぐずろうが、なんだろうが引きずってでも買いに行くわけです(滝汗)

やってきたのは、ミラノ在住日本人の間で評判の高い、この店。

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中に入ると、さすがに込み合っていましたが、お客様はすべて男性。。。。
しかも、やけに皆さん、買って行かれますね? これが日本だと明らかに義理チョコですが、この国においては、本命が何人いるのかちょっと勘ぐったりもします(爆)

さて、ショーウィンドウを見渡し、お目当てを探す。さっきまで不機嫌だったキアラは既に目が泳ぎまくっていた。。。

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だが、私のお目当てのチョコレートムースのケーキは大きいサイズが残っているだけで、小さいものはもう残っていなかった(涙)
では、どうするか? 

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こんな”恋愛中毒”を治す注射針付きのケーキもあるけど、今の私にはちょっと不似合いですので、パス。

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チョコレートも美味しそうで目移りしちゃう!


結局、ベリー類をアーモンドパウダーと一緒に焼きこんだこれにしました。

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ハートの部分はチョコレートで出来ています。

ここのチョコムースのケーキ、本当に美味しいんだけれど、小さいサイズがすぐに売り切れてしまうのが問題。 かといって大きいのを買って、何日も楽しんだ後、G先生が万が一挑戦を始めてしまった日には私のメタボは一気に進んでしまう。
この万が一は実際には4分の一くらいの確率なので、心配する甲斐は実にあるのでございます^^; 

世の中、なにが幸せなのかは人それぞれですが、
ケーキを買う楽しみだけは生涯手放したくない、という結論のバレンタイン2009年でした。

L'antica arte del dolce
Via Anfossi 10 Milano 20135
Tel : 02 551 94448
場所はPiazza Cinque giornateの近くです
他に、Via De Amicis 28 にもお店がオープンした様子。

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by giulio71 | 2009-02-16 03:49 | 美味しい店

Giulio pane e o'jo

滅多にない平日休みに久しぶりにジュリオとデート。キアラが幼稚園に行っている間を利用してゆっくり二人でランチでも、ということに相成りました。雨降りそうだわ~028.gif

やって来たのはローマ料理のお店、Giulio pane e o'jo 
パンとオリーヴオイルのジュリオっていかにも素朴な店って感じ。
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これはお店のランチョンマット。創業当時の写真のようですね。小さなお店ですが、天井に木の梁があったりミラノにいながら田舎のトラットリアにいるような感じです。昼時の店内は食欲旺盛な人々で満員、細身のミラネーゼなど一人も見かけない。その理由はここの充実したランチメニュー。プリモ、セコンドがそれぞれ4、5種類から選べて、赤か白のワイン(白はやめましょう)と水、カフェがついています。
さて、選んだのは、

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グアンチャーレ(豚ほほ肉)とリコッタとトマトのパスタ。ここのローマ風トマトソースとても美味しいです。労働者向けに塩味もしっかり目で昼間からワインも進んでしまいます。量も多すぎず少なく過ぎず丁度いい。

セコンドはジュリオは羊(*注1)とポテトのオーブン焼き、他にサルシッチャや串焼きなんかもあったのですが、私は彼がこれを選んだ段階でトリッパを選ぶことを余儀なくされました。トリッパは地方によって味付けが違うので中々奥が深く、よさげな店だとつい頼んでしまいます。まあ好奇心ですね。

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やっぱりローマ風はトマトが濃厚だった!さっき食べたパスタがトマトだったけど、飽きることもなく、これも美味しく頂きました。羊のローストもパンチェッタでコクが出ていてボリュームあり◎。

長居をするような店ではないので、カフェを飲んだら速やかにお会計。ランチメニューはこれだけ美味しく食べてお値段が10ユーロ! テーブルチャージ全て込みでこの値段。日本で10ユーロっていうと、今のレートだと1600円くらいはするので、1600円のランチメニューっていうと仕事中のお昼としてはちょっと贅沢ですね。でもミラノでこのくらい食べて10ユーロ出して満足の行く店は実に少ないんです。だから昼時はいつも賑わってます。

それにしても久しぶりだから二人でゆっくり、、、するはずが、結局にぎやかなお店になっていました(苦笑)最初はミラノ郊外の星つきリストランテでも、なんて言ってたんですが何故か最後はいつもこういう店になってしまいます。でもリラックスして美味しいもの食べられて、お財布にも優しい店にかなうものはありません。常連の多いのもうなづけます。近所に姉妹店Caccio e Pepeもあるので満席の場合はそちらへどうぞ。


Osteria Romana GIULIO PANE E O'JO
Via Muratori 10 Milano (メトロPorta Romana より徒歩すぐ)
tel : 02-5456189
遅くまで営業、日曜休み

*注1:この羊、アニェッロでなくアバッキオと店では言っています。生後まもない乳のみ子羊を棒でたたいて殺すので(涙)そう呼ばれるようです。それを聞いて嬉々として注文したG先生を鬼だと思いながら、2度目の来店では率先してそれを注文した自分がちょっと恨めしくなりました。インド人と結婚したら私だってベジタリアンになったかもしれませんがね@o@
今夜は酔ってませんがまた愚痴ってごめんなさい^^;

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by giulio71 | 2008-10-03 05:40 | 美味しい店

シチリアンバール

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イタリアってバールは沢山あるけど、美味しいお菓子をカジュアルに食べられる店って意外と少ない。ここは藤原泉さんに教えてもらった最近私がはまっているバール。

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シチリアの外ではなかなか食べられない美味しいアランチーノ(ライスコロッケ) 種類も豊富です。私の一押しはラグー(ミートソース)入り。ちょっとだけ辛くて南国気分になっちゃう!
これまた種類豊富なブリオッシュも美味しそうで目移りします。


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そして、このバールの魅力はなんといっても自家製のお菓子の数々。


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秀抜なのはリコッタチーズを使ったお菓子で、甘すぎず、良質のリコッタの風味が生きています。


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私はお昼によく行くのですが、ボリュームあるライスコロッケを食べた後で、どうしてもお菓子も食べたくなってしまい失敗します。ここの軽くないけど本当に美味しいシチリアのお菓子を堪能するには満腹ではいけません。別腹があってもダメです!多少小腹が空いているおやつ時に食べてみてくださいね。お値段もミラノにしてはとっても良心的なのでお持ち帰りをお奨めします。その方が自宅で美味しい紅茶かほうじ茶と一緒にさっぱりと頂けますしね。夏ならグラニータも素敵ですよ060.gif

場所はViale Abruzzi とVia Matteucciの角。
メトロのLimaとLoreto駅からなら歩いて行けます。
月曜休み


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by giulio71 | 2008-09-14 19:18 | 美味しい店

予約6カ月待ちのリストランテ D'O


滅多にないことなのですが、話題のリストランテに行って来ました。

昨年暮れに着物の着付けを頼まれて伺った先が日本人でシェフをしている方の奥様だったのですが、お話を聞いているうちにどうしても行ってみたくなり予約をお願いするとなんと4月まで一杯だと言うではありませんか!?(まだ年も明けてないのに) 

でもランチならなんとかなるかもしれない、というので2月にトライしたのですがやはり取れず、ようやく3月になって今回予約が取れた次第です。いやはや。ランチですよ?

コースメニューはランチが11.50EURO  夜は32EURO
この値段だけ見ると非常にありふれたトラットリアのようですが、ここ実はあのGualtiero Marchesi氏の愛弟子Davide Oldani 氏のお店。

そして厨房を預かるのは彼とやはりマルケージ氏の元で長年共に働いてきた上記の松本氏、なので当然cucina alta, 伝統的なイタリア料理が出てくるはずもないのであります。

お店がオープンしたのは2003年、オープニングディナーに駆けつけたジャーナリストは150EURO相当のコースメニュー設定を予想していたらしいのですが、蓋を開けてみるとたったの32EUROだったのでかなり話題に上ったとか。

以来予約の電話が鳴り続け席はいつも満席、キャンセル待ち。最近電話が一台ついに故障。鳴り過ぎた!?

さて着席してメニューを広げてみると、確かにコースメニューは上記の通り。
でもね、松本氏は言うのです。

コースメニューとアラカルトにはかなりの差があると。
ここはぜひ自慢のアラカルトの数々を試してもらいたいと。


まあそうですよね、だってこんなに予約が取れないんじゃいつまた来れるかわかりませんから。で、お勧めに従って選んだのは。。。。まずアンティパストとして、

Cipolla Caramellata Parmiggiano caldo e freddo
タルトタタンってあるでしょ?あれはリンゴですがこれは玉ねぎを使い、ふちにキャラメルがけをして上にパルミジャーノのジェラートを載せています。
熱々のパイと塩味のジェラートが溶け合ってとてもフランス的。でも主役は甘い玉葱。
期待を盛り上げる素敵な滑り出しの一品。さてプリモは、

Profumo di carciofo, vaniglia e riso mantecato
なんとヴァニラ風味のリゾット!
ヴァニラの黒い粉がシックですらある!
その上にカルチョフィの根元の部分だけを丸く切り取ったものが水玉のように載せてあり、盛り付けはモダン。

これは非常にバランスの難しい一品ですね。ヴァニラとパルミジャーノ、加減を一歩間違えると目も当てられなくなってしまうけれどそのバランスはさすが。
食べているうちにヴァニラの香りで気分が華やかに高揚してくるのが分かります。ヴァニラの作用ってお菓子が甘いからだけじゃないんですね。
そしてセコンドとして、

Coscia d'anatra"APICIUS"
メニューを見る限り、フランス的ですから試したいのは鴨料理。弱火でじっくり時間をかけて焼いた鴨。
皮はもうカリカリでその上に粒胡椒やひまわりの種を細かく砕いたものをまぶし、さらにクロッカンテ(カリカリ感)に仕上げています。ソースも秀抜。
私の本日の一番のお気に入りとなりました。
では外せないドルチェへ。

Zuppa Inglese "DO"
Dolce di Pistacchio e patata con frutto della passione
ズッパイングレーゼは予想とかけ離れ、セルクルで成型した上に美しい焼き色のついたメレンゲの雲が乗っていました。
ピスタチオのお菓子は抹茶のような緑色のムースでパッションフルーツの甘酸っぱいオレンジ色のソースを添えられたもの。どちらも非常に甘さを抑えており、デリケート。

すべてのお料理のコンセプトが一皿の中にコントラストがあること。
熱いものと冷たいもの、柔らかさとカリっとした食感などです。
デリケートかつ絶妙にバランスの取れたさじ加減と食感そして香り。

美味しいという言葉はここでは平凡すぎるので上記では省略いたしました。メニューはシーズンごとに全て入れ替えられるそうです。

久しぶりに日常を忘れるひと時でした。家庭料理とは全く異なる外食をする意味を改めて考えさせられました。お店が洗練されすぎてないのも私達にはよかったです。サービスはむしろ家庭的、特にソムリエのサービスはよかったですね、simpatico!とても感じがよかったです。
気になるお会計はこれに飲み物を入れて一人50~60euroほど。

さて予約状況ですが、夜は3月現在で9月まで満席。
予約をされた方は数日前に必ず再確認の電話を入れましょう。それをしないとキャンセル待ちの方に席が行ってしまうこともあるそうですので。

お料理の写真は基本的にお断りしているそうなのでありません。日本の雑誌の4月号に載るそうですから興味のある方は探してみてくださいね。

Ristorante D'O
Via Magenta, 18 San Pietro Olmo - Cornaredo (MI)
Telefono: 02.9362209
日曜と月曜はお休み

場所はミラノ郊外西部。Via Novaraを出て真直ぐ行き、Settimo Milaneseを越えたところがCornaredo。標識に従ってSan Pietro Olmoに入るとそのメインストリート上。

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by giulio71 | 2008-03-08 07:31 | 美味しい店



ミラノにあるイタリア料理教室より
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ミラノ近郊でお着物着付け、いたします。着付けのレッスンも出来ますので料理教室までご連絡下さい。
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