料理サロン La cucina di Giulio

カテゴリ:シチリアの旅( 6 )

噂の街、ノートへ

シラクーサから電車で30分、バスで1時間ほどの街、ノート。
実は近年ここはちょっと噂の観光スポットである。
だが、私がここに行ってみたかったのは、1693年の大地震から長い年月を掛けて、ようやく修復の終わったバロックの街並み、世界遺産登録されたこの地域を見たいというのもあったが、実は近年グルメの間で話題になっているカフェシチリアのドルチェを食べる為、に尽きた。

シラクーサよりバスは定刻を20分遅れて出発したが、きれいなバスで、今度はちゃんと車窓が楽しめた。冬は最も緑豊かな季節なので、景色は夏場よりうるおいがあって綺麗だと思う。行けども、行けどもオレンジとレモンの木々があり、シチリアで餓死するってちょっと考えられない^^; 
でも一個でも盗んだら、怖そうだなあ004.gif

途中、Avora、という街を通過、これがあの有名な赤ワイン、
Nero D'avora の産地なのか、とやっと気がついたけど、葡萄畑は見えなかった。

さて、ノートに到着。まずはお昼を食べようと最初に目についた店に入った。
実に平凡な店だったが、ここで食べた、イワシのスパゲッティはとっても美味しかった!シチリアで必ず食べたい一品の一つである。
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食事を終えて外に出ると、雨。しかも思い切り本降り。。。
お会計の時にカフェシチリアはどこ?と訊いたら、”この先だけど、2ヶ月間の冬季休業中だよ。”と宣告された私の涙雨か!? 

気を取り直して街くらいは見て帰ろうと歩き始めるが、雨足は中々強く、ひとまず大聖堂の正面にある市庁舎(美術館?)の入口で雨宿り。
待つ事しばし、有難いことに雨は止んだ。

ようやく街の散策開始。

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修復を終えたばかりの大聖堂。建物の大きさに対してこの広々した階段がなんとも素敵。

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この街の特徴はバルコニーを飾る、手の込んだ彫刻の数々。上を見て歩く街、という印象が残った。 この下の坂道は5月のフェスタの時に花で埋め尽くされるので有名。
さて、駄目押しでカフェシチリアに行ってみたけれど、、、

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やっぱり閉まってた!(号泣)
でもやっぱりここでジェラートを食べようとそのすぐ斜め向かい辺りのバールで食べたのだが、なんというか、ここのジェラートはちょっと変わっていた(汗)
やけに濃厚なのだが素材本来の味が濃いというのでなく、蜂蜜を使っているせいか、おおよそさっぱりしていない^^;
なのにやけに大盛で来てしまったので、誰一人ここのジェラートを完食出来なかった。全員撃沈である。。。イタリアでこの私がジェラートを残すって前代未聞(滝汗)

せめてお買い物でも、と食品を購入。

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噂に高い、ブロンテ村産のピスタチオナッツにアーヴォラ産のアーモンド、乾燥トマトとボッタルガにイワシの瓶詰め。そしてピスタチオのチョコレート。

まだ未練が残るけど、めげてもいられない。キアラもなんとか回復したようだし、何と言っても今夜はシチリア最後の晩餐なのであった。

次回に続く。

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声も少し戻って来ました。あさってくらいにはお喋りも出来るかと思います。
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by giulio71 | 2009-02-04 06:24 | シチリアの旅

シラクーサの古代ギリシャ劇場

シラクーサの翌朝は小雨だったが、その後すっきりとした晴れ間を見せた。前夜、39度まで発熱したキアラは翌朝タキピリーナの効果で熱が下がったものの、だるそうで朝食に降りるのも拒否。
多分ミラノにいたら、医者にみせようかと思ったかもしれないが、なんせここはシチリア。生半可な医者に見てもらうのに右往左往させられて、後悔するのがオチ。それに、キアラはとっても丈夫な子で熱以外には特に問題なさそうだったので、こんなに連日熱を出して要るにも関わらず、私は冷静だった。

今日ノートに行かなければもう行ける見込みはない。だが、この状態の子を連れてバスで1時間あまりもかかる場所に行くのはリスクを追うので、ここは諦めて街中にある古代遺跡を見に行く事にした。

意外なことに、シラクーサには旧市街のPiazza Pancali から駅までの無料シャトルバスがある。
それも15分に一本くらいは来るらしいので、それと路線パスを利用してギリシャ劇場まで向かった。

それにしてもイタリア語が分かるって素晴らしい!
過去にイタリア語がろくに分からなかった時代に多くの旅をしたけれど、実に不安が多かった。それに比べると今はその辺の人に何でも訊けるし、インターネットで時刻表も予め調べられるし、もう夢のようである。私がイタリア語を勉強しはじめた目的は確か、”イタリアをもっと楽に旅する為”だったので、少なくとも人生においてこの目的だけは達成したわけだ。と、しみじみ感慨にふける。

バスを降りて、やはりぐずって歩かないキアラをオンブし、ようやくギリシャ劇場の入口についた私達が聞いた受付嬢のお言葉は、
”切符をお持ちですか?”
つまり、入口はここだが、切符売り場は道路向こうの大型バス駐車場の奥手にあると言う。ここは戻って買ってくるしかない。
(これだからイタリアって嫌!)

入場料はなんと一人9ユーロ! 3箇所の共通券だって言うけれど、ちょっと高すぎませんかね?2005~6年版の地球の歩き方には4.5ユーロだと書いてあるけど、値上げもはなはだしい。そんなに維持費がかかる施設とも思えませんが!?

怒りを納めつつ、ようやく切符を買って戻って来るとそこには、ネコ、ねこ、猫。。。
甥は子猫を抱っこしてご満悦だし、ぐずっていたキアラの機嫌はかなり直っていた。

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ディオニッソスの耳、という、ちょっと怖い洞穴を見てから古代ギリシャ劇場へ。
緑の草の間に咲く、無数の黄色い花(釣鐘のようにちょっと膨らんだ可愛い花)を見て、キアラは花を摘み始める。摘んでも摘んでも減らない魔法の花畑。”パパにあげるの!” 嬉しそうに花を摘むキアラの気分はすっかりハイジである(涙)

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紀元前からあるこのいにしえの劇場で、小さなキアラが元気を取り戻すのを見るのは感慨が深かった。 空はすっかり晴れ渡っている。
さて、これからどうしようか?古代遺跡ももう見たし、旧市街は明日の朝でも見れるし、やっぱりノートまで行ってみようか!?

次回に続く

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by giulio71 | 2009-02-02 19:52 | シチリアの旅

青の洞窟ツアー

実はタオルミナにも青の洞窟がある。浜辺で誘われたボートツアーは、そことカポタオルミナなどを周遊して、約40分のボートの旅で大人一人25ユーロだという。(後にG先生にぼったくりだと言われたが^^;)

まずは青の洞窟へ。。。

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カプリ島のほど大きくないらしいが、やっぱり素敵!
オレンジ色にみえるのは珊瑚。

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この後、映画、グランブルーでシーフードスパゲッティを食べるシーンで有名なレストランを横から見たが、大波で中心部付近が大破していた。
写真、撮ったんだけれど皆さんの夢を壊したくないので載せない事にします。
そういえば、ジャック マイヨールももう亡くなったんだっけ。。。

このボートツアーとっても素敵だったけど、終わって見ると結局、所要時間20分だった。40分と言ったあの言葉はなんだったのか。。。015.gif

この後、ロープウェイで上の街に帰りたかったが、運行していなかったのでバスで戻る。 バスを待つ間、下のロープウェイ乗り場の向かいにある店で軽く遅いお昼を食べたのだが、ここは意外に美味しかった。ただ、店主がマファア並みな顔をしているので、旅行者には怖いかもしれない(爆笑)流れていた曲がオペラだったので、余計にムード万点だった(汗)

ここでは軽く食べたので、夜はどこに行こうかなあ?

次回に続きます


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by giulio71 | 2009-01-29 04:56 | シチリアの旅

イゾラベッラには徒歩で渡れるのか?

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映画、グランブルーで一躍有名になったタオルミナのイゾラベッラ。 上からみた景色は冬場の弱い光ですらこんなに美しく、夏の太陽の元ではどれだけ海の透明度が増すのだろうと想像してしまう。

カステルモーラからタクシーで降りて(タクシー代20ユーロ)ビーチに降りてみる。タクシーの運転手は靴のままではイゾラベッラには渡れないと言っていたけど、せっかく来たから挑戦してみようではありませんか!

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わくわく気分でいざ前進!行けそうかな???

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だが、おしいところで砂浜はつながっていない(汗)
姉と甥はジャンプして石を渡る事に成功したが、キアラには無理。。。
でも最後は靴を脱いで海水に入ってくれた姉に抱っこされてキアラも島へ到着成功。
(ちなみに私は万が一に備えて、渡らずに待機しておりました。。。)

海水はまだ冷たかったけれど、リグーリアの初夏と同じ位では???と思えた。
一気に楽しさ全開になった私達の前にその時、沖合いからボートが登場。
どうも青の洞窟ツアーへのお誘いらしい。。。

次回へつづく


あっという間に上位復活いたしました。ありがとうございます。
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by giulio71 | 2009-01-28 05:47 | シチリアの旅

タオルミナからカステルモーラへ

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ハネムーン先として有名なタオルミナ。風光明媚という言葉がぴったりな素晴らしいパノラマは前は海、後ろは雪をかぶったエトナ山にオレンジの畑とどうも静岡を思い出す風景。
到着日の夕飯はこの近郊にある日本人女性経営のB&Bで送迎つきの夕食が出来るとブログで見たので行ってみることにしました。キアラと年の近い男の子がいるようなので、子供が遊んでいる間にくつろげるかな~なんて思いましてね^^
(いつもは逆の立場なので、たまにはお客さんになってみたかったのが本音)

山の近くでとにかく真っ暗だったので、まわりの景色も建物もな~んにも見えなかったのですが、久しぶりにきれいな星空を見ました。ユキさん手作りのシチリア料理はどれも美味しかったです。特に、野菜が美味しくて、カリフラワーの煮込みや甘みのあるジャガイモ、フェンネルを使ったパスタやソーセージがとても印象に残りました。

翌日は快晴! カステルモーラまで登って見る事にしました。タオルミナからのタクシー代は15ユーロ。ぼったくられるのではないかと思ってましたが、タオルミナのタクシーはメーターこそないけれど、料金票がちゃんとあって、交渉の必要はありません(確認は必要かと思いますが。。)途中、ちゃんと展望台に止まってくれて、降りて写真を撮らせてくれたりしても料金は変わりませんでした。街もきれいで治安もよく、物価が多少高いのを除けば有名観光地のあこぎな感じもなく、くつろげます。

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不思議なのは至る所にフィノッキオが植えてあって、かぼちゃ並みに巨大化したらしいものまでみかけました。あれが野生なのか、観賞用に植えてあるのか、はたまた旅人を餓死させないための知恵なのか、かなり気になっております。。。

さて、上からの景色は堪能したので、次は下の海に降りて見たいと思います。
果たして、イゾラベッラを徒歩で渡る事は出来るのか???
次回に続きます。


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by giulio71 | 2009-01-27 01:43 | シチリアの旅

毎回ショックなEASYJET

1月18日(日) 日本から来た姉と18歳の甥、そして4歳半のキアラを連れてシチリア、カターニア空港へ出発。 
飛行機は格安、座席指定なしでおなじみのeasy Jet でこのフライトはマルペンサ第二ターミナルから。朝8時発の飛行機に乗るべくチェックインを済ませゲートに着いた私が見たのは。。。

およそエレガントなミラネーゼとは対極の、南からきた出稼ぎ労働者、朝っぱらから酒臭い人々。どうみても旅行者でしかないのは私達くらいなもので、あとは明らかに肉体労働を終えて帰省する人々。 おまけに首にどこかで見たタオルをぶら下げている粗暴そうな若者のグループ。それらがゲート前に一刻も早く飛行機に乗りこむべく陣取っている。噂では格安飛行機は座席指定でないので時々ミスが出ると飛行機の中で席がなくなるというので、皆これほど熱くなっているのだろうか?

幸い、キアラがいるので搭乗優先権を与えられた私達は先頭を切って飛行機に向かったのだが、背後からなにやらダミ声の合唱が聞こえてきた。そこで私はやっと首にタオルを下げた若者グループがボローニャサッカーチームの応援団であることに気がついた。恐らくこの日カターニア近辺で試合があるに違いない。

さて、乗客が乗り込むと、アナウンスがあるのは皆さんもご存知だと思いますが、とにかく誰も聞いてない!!!イタリア語の時はまだしも、英語のアナウンスになると突然話すボリュームが上がって聞きたくても聞こえない!スチュワーデスが別嬪だとか、口笛は吹くわ、野次は入るわで、最後は静かにしないと出発出来ないぞっとスチュワードに脅される始末。。。その後も彼らはボローニャの歌を歌い続け、機内はスタジアム並みの大騒ぎ。後にも先にもこんなフライトは、、、なかった。。。 

ようやく出発の気配となった私の頭に前回、easyJetでマドリッドに飛んだ時の記憶が蘇ってきた。あの時、最前列に座った私達の前にスチュワーデスが座ったのだが、シートベルトを締めると同時に彼女は、、、祈り始めたのだった。必死に何度も何度も十字を切り、祈りの言葉を真剣につぶやく彼女を見るうちに、乗客である私達の不安が膨らんだのは無理も無いだろう。

さてeasyJetは私の知る限り、3列X3列の座席配列、そして景色が素晴らしく見える低空飛行^^; 機内食はすべて有料、おしぼり一つ出てきません。
時間にはわりと正確で、アリタリアよりははるかに信頼が置けます。 
唯一の難点は、座席指定がないこと。身体障害者、老人、子供のいる家族は優先的に案内されますが、あとは自力確保のみ。

きちんと列をつくり順番を守る英国の会社ではこれで問題ないのでしょうが、イタリアの、しかも南行きでは列も順番もなにもあったものではなく、背後から殺気が感じられるのは必須。実際、帰りの飛行機では慌てて転んだ中年女性が捻挫した脚を氷で冷やすシーンもみられ、、やはり座席指定は必要だと個人的に思いました。

ちなみに帰りの飛行機では子供が多かったのにも関わらず、優先的に案内するアナウンスは流れず、係員の手際も悪くちょっとハラハラ。。。
こういうことがあるから結局アナウンスが出るまで落ち着いて待っている事も出来ず、ゲートも混乱するわけですね。

それにしてもあの十字を切っていたスチュワーデス、相当怖い思いをしたんでしょうね。飛行機が嫌いではまず選ばない仕事でしょうから^^;


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by giulio71 | 2009-01-26 05:00 | シチリアの旅



ミラノにあるイタリア料理教室より
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ミラノ近郊でお着物着付け、いたします。着付けのレッスンも出来ますので料理教室までご連絡下さい。
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