料理サロン La cucina di Giulio

カテゴリ:イタリア情報( 12 )

ベッドシーツ類は寝るだけならイタリア製、に限る

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ふと気がつけば既に12月。
前回大騒ぎしていたピアノ探しは、かなり想像を絶する購入で一件落着したのですが、
ピアノの話ばかり書いてもいられないので、本日はイタリア製ベッドシーツのお話など。

私が初めて自分使いしたイタリア製シーツは、
大手デパートCOINで販売されているZEFFIROという商品。
日本にいた頃は日本製はもちろん、
英国や豪州で買って大切に持ち帰った、
軽くて丈夫で扱いやすいオーストラリアが誇るSHERIDAN社のシーツやカバー類に慣れていた私にとっては、、
重いから洗濯してもなかなか乾かない、
乾いてもシワが気になるのでアイロンを掛けるしかない、
この手間隙かかるイタリア製品にカルチャーショックを受けながらも、語学学校の宿題の合い間の座禅のごとく、一人延々とアイロンを掛けていたものでした。

本当にね、違うんですよ。
まずはその生地の厚さ、重量からして違うんです。
そして、気持ちよく、柔らかい。
日本でよくエジプト綿、って言葉を木綿の最高級品として見聞きしますが、
イタリアはエジプトの隣ですから、クレオパトラの時代から木綿ってエジプト製に慣れてるんでしょうね。
シーツのみならず、イタリアの木綿製品って質がいいです。

ただし、、、

要アイロンかけ(爆笑) 
高級品ほど必須。

さて、本題ですが、
引越しとほぼ同時くらいに、確か5年ほど使用したボックスシーツが見事に、真っ二つに裂けました。
(何もしてないのに。。。)
まるで夫婦間の亀裂のような見事な避けっぷりだったのですが、
この製品はBASETTI社のもの。
動物などの写真を大きくプリントしたのが主力商品の会社なのですが、シンプルなシーツがセールになっていたのでたまたま買ってしまったんですね。
生地の目が多少薄いとは思ったのですが、ふわり、とした寝心地で悪くはなかったんですよ。
でもある日突然、真っ二つ、というのは嬉しくありませんよね。
なので今回は家も新しくなったし、ちょっと上等のを、と思ったわけです。
で、目をつけたのが、

FRETTE (フレッテ)
BELLORA (ベッローラ)

フレッテは日本でも輸入されているようですが、ホテル仕様などの上質が売りのシックな大人の最高級ブランド。
ベッローラはどちらかと言うとちょっと英国的趣味の優しい花柄やストライプ、上品な麻のラインが売り。(上記写真)

だが、どちらも、、、お高い。。
ベッローラはまだ多少無理すれば手が届きそうだけど、フレッテともなると本当に高くて庶民には手が出ない。
だが、、確かフレッテは数年前に一度倒産したはず。。。
そして、ミラノ郊外のアウトレットに行くと必ずあるのがフレッテのお店。
と、いうわけでしぶとく検索をしてみたら、、
なんとミラノにフレッテのアウトレットがあるのを発見!!!
即刻、行って来ましたとも!

そして、、ゲットしました!
ダブルとシングルのボックスシーツ、2つでなんと40ユーロ!
半額以下の大奉仕!
なに、写真を出すようなものではありません。
だって、真っ白ですもん。
まずは洗って、干してみる。

うーん、、しわくちゃ(爆笑)
要アイロンですな。

でもね、やっぱり素晴らしいです!
だって、あったかいのよ!
シーツの間に足を滑らせた瞬間から、他のメーカーのもののように冷たくないのよ!
綿100%と表示されているのは同じなのにどうしてこうも違うのか?
今まで使ってきたものとはもう別格に違うのでございます。
これなら、アイロンかけも苦にならない?!
いや、多分1年ほど使い込むと干し方次第でアイロンも要らなくなるかも?

ですが、皆様。
イタリア製高級品の醍醐味はやはり、
アイロンをしっかり掛けられていることにあります。
アイロン好きのあなた、ぜひイタリア製高級シーツ類をお試し下さい。
まるでホテルのような贅沢な気分に浸れますよ。

でも、時にあのすばやく乾く、ノーアイロンのシェリダン製品が恋しい。
というわけで、次回買うならどれにしようかと、既に考えていたり、しているのでした。
麻100%というのも、憧れてます。。

お帰り前にクリックなど、グラッツエ
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フレッテのアウトレットは、Via Solari 11 Milano メトロ緑線 Sant Agostinoから歩いていけます。
午後は15時オープンですのでご注意を。
他にテーブルクロスやバスローブなども売ってます。
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by giulio71 | 2014-12-10 09:08 | イタリア情報

アマルフィへ、小さな船旅

サレルノ近郊のリゾート地に数日滞在してきました。
主な用事は娘のピアノの先生が審査員を務める国際ピアノコンクールへの参加だったのですが、
場所はなんといっても、アマルフィ湾ですからね。
もちろん足をのばして行って来ました♪

以前はバスで行ったものでしたが、
今回はホテルやタクシーの運転手に勧められて船で行くことに。
サレルノ駅から海に向かう、コンコルディア広場から桟橋を歩き、
ここからいよいよ乗船

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アマルフィまで8ユーロ 所要時間35分
お勧めは進行方向右側のデッキ、ですが、
炎天下の場合は出発まで下の客室で涼んでいましょう。
はっきり言って、コゲます。

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この日は韓国の若い女の子ばかりのツアーで一杯だったのですが、
この添乗員というのが、なんというか、ラテン系韓国人でして(笑)
女の子たちに写真サービスを欠かさず、出航するやいなや歌いだすのは、オーソレミーオ。
なかなかいいバリトンだったので留学生のバイトだったのかも

なんてことを考えているうちに、見えてきました!

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10年ぶりのアマルフィ!
その何年も前に初めて行ってから、忘れられなかったアマルフィ。
嬉しいっ やっと帰ってきた!
必ず戻ってくる、と誓ったこの地、

そして、その理由とは。。。

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初めて来たとき、ふらりと入った
このパスティチェリア(ケーキ屋ね)で食べたレモンクリーム入りのクロワッサンが
ぶっ飛ぶほど美味しくて、
とりこになってしまっていたからなのでした。

正直、アマルフィよりポジターノの方が風景としては素敵だと思うのですが、
どうしても私の胃袋はアマルフィに軍配を上げており、
はっきり言えば、アマルフィに行きたかったのではなく、
あのパスティチェリアに行きたいだけなんじゃないか、という気もしたんですが、
まあ、、どうでもいいですよね(爆笑)

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アマルフィ大聖堂内のオルガン、愛さまへお土産

今回は夕方に到着したのでクロワッサンはもうなかったのですが、
代わりに、今まで知らなかったお菓子も少し立食で頂きました。
ここへ来たらとにかくレモン風味のお菓子をお試し下さい。
至福のひとときが得られます。

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と、いうわけでお土産にもちょっと買ってみました。
さすがに食べ過ぎてしまいましたが、
やっぱりアマルフィには午前中に着きたい、というのが今回の感想です。
イタリアでは甘いものは午前中に食べ始めるのが基本ですから!


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あ、お店の名前はSavoia です。
海岸りから大聖堂に向かう角にあります。
ちなみに大聖堂の横に老舗のパスティチェリアがありますが、
そこでは、ありません。
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by giulio71 | 2014-06-13 07:36 | イタリア情報

サルデーニアの、ど真ん中の忘れられない朝食と、

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今回サルデーニアに行く事になったのは、海バカンスの為でなく、古い友人の結婚式に出席する為だったのですが、それがまた、サルデーニアのど真ん中でして(笑)
高級リゾート地のイメージからはほど遠い、サルデーニアの別の顔をたっぷり拝見してきました。

決してお洒落とは言えない、シンプルな作りの住宅の玄関先には椅子が置いてあり、暇な時にはそこに座って時間を過ごす村の人々。

清貧、という言葉がまだ残っているのを思い出させてくれる村の風景。
落書きや破壊などなく、汚れもない通り。
男は鳥打帽をかぶり、女は地域によって微妙に違うモノトーンのギャザースカート、全体的に黒っぽい服装、白髪混じりの黒髪をシニヨンに結っている。

強い日差しのせいか、都会の人よりも深く刻まれた目元のシワ、でも瞳はイタリア人とは少し違う、実直そうな輝き。。


さて、結婚式前後の宿ですが、
町中のホテルを蹴って、ジュリオが選んだのは農場の経営する民宿。

ここには牛をはじめ、羊や馬も飼われており、出されるものはすべて手作り。

その忘れられなかった朝食が、これ。

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ひどく質素、と思う方もいるかもしれませんね。
手作りの細長いビスケット、紙のように薄いパンとジャムとコーヒー。

ここまではどうってこともなかったのですが、
感動したのはこの小鍋に入った牛乳。

写真でもわかると思いますが、
上に黄色いバターのようなモノが浮いていますね?
つまり、絞ったままの、牛の乳なんです。

それを小鍋に入れて暖めるのですが、
冷めてくると脂肪やたんぱく質が分離してきます。

なので、茶こしのようなもので漉して、茶碗にミルクを入れるわけです。

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するとだんだん、茶こしの中にチーズのようなものが溜まってくる。

これをスプーンですくって食べると、、、







うっわ~~~~~~


まるでとろっとろのモッツァレッラというか、、、、


あとは家族3人で、奪い合いでしたーー;


こうして朝から滋養たっぷりの朝食を取った私達を待っていたのは、
サルデニアのご馳走尽くしの結婚式。

幸いにも眠くてダウンしてくれた娘を連れて、
(おかげで朝まで踊らずにすんだ。。。)
丘の上のこの明かりひとつついていない宿に戻った私達を迎えてくれたのは、

満点の、無数の星空と、

既に眠ってしまった経営者に変わって宿泊客を歓迎する為、
暗闇で飛びついてくる4匹の甘えん坊の犬たち^^;

大の犬好きの私ですが、
さすがに山奥の深夜、まっ暗闇で複数の犬に飛びつかれるのは冷や汗もので、、
この宿の名前は、
あえてふせておくことにします028.gif

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by giulio71 | 2012-09-24 06:12 | イタリア情報

バカンスから戻ったら、秋だった。。。

最近更新を怠り過ぎたせいか、ネタが多すぎてどれにしようか考えているうちに月日が過ぎていってしまいます。

あれからロングブレスダイエット+カーヴィダンスで大分取れたお腹の贅肉。
だが喜びはつかの間。
遅まきながら旅立ったバカンスは3食付、おまけに最後に壮絶な結婚式に出席したものですから現在お腹はお土産つきで成長してしまった次第です(滝汗。。

ナゼこんなに食べてしまったかと言うと、

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行き先が、サルデーニアだったから。
サルデーニアはフランスのコルシカ島の真下に位置するミラネーゼ憧れのバカンス地。
きれいな海と清潔好きな民族性に加え、食材の宝庫で知られています。

ジュリオはこのバカンス+結婚式をそれは楽しみにしていて、
それを目標に夏中ダイエットに励み、見事6キロの減量に成功していました。
(既に過去形。。。)

もう、あまりに食べ過ぎて、泳いで、焼けて、また食べて、踊って、と目まぐるしい旅でしたが、終わって見ると季節はもう秋。。

イタリアの3食付バカンス村のこと、サルデーニアについて思う事、結婚式のことなど、思いは尽きないのですが、時刻は既に真夜中。

すみませんが、お先に失礼いたします。
お休みなさいませ。。。

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by giulio71 | 2012-09-22 07:11 | イタリア情報

カロリーナ コストナー念願の世界チャンピオンに!

たった今、イタリア人初のフィギュアスケート女子世界チャンピオンが誕生しました。
個人的にずっと彼女のファンだったのでとっても嬉しいです(涙)

試合嫌いで有名だったカロリーナ
トリノオリンピックはヨーロッパ代表でありながら散々の結果に終わったと多くの批判を浴び、(近年ヨーロッパの女子フィギュアが弱いのは彼女のせいではないのだが。。。)

先日、世界選手権開幕時の新聞のインタビューでは、

本当に辛い10年間だった。
もう楽になりたい、普通の生活がしたい。
モーツァルトで滑っていても私は別にクラッシックファンじゃない、普通の女の子。
モーツァルトって今の時代で例えるならきっとレディガガのような人だったのではないかと思うの。
フィギュア界の伝統の古めかしさについては、選手のほとんどがスカートの衣装であることを見れば一目瞭然だと思うわ。
引退も考えているけど、この試合が終わってから考えようと思っている。


と、語っていたカロリーナ。

本当に銀盤の女王にふさわしい演技だったのではないでしょうか。
振り付けにしても、アメリカやロシア、そして日本とも違うオリジナリティーがありましたね。
そして何より、彫像のように美しい。
スカートでないコスチュームも本当に素敵でしたが、これについてはフィギュア界への挑戦とも言えたと思います。
そして、見事な勝利を手にしました。

あ~、きっとこれで引退しちゃうんだろうな~
私としてはとても残念ですが、試合を意識せずに滑る彼女は本当にいつも素敵でしたから、現役時代よりも華のあるプロスケーターになるかもしれない、と期待。

ちなみに彼女はイタリアの最北、アルトアディジェの出身。
イタリア語は母国でありながら、母国語ではない。
(自身をイタリア人だと思う認識もやや薄い)

表彰台で果たしてイタリア国歌、歌うのかな?
と半ば楽しみに見ていましたが、

やっぱり、

歌いませんでしたね~


ともかくカロリーナ、優勝おめでとう!


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それにしてもカロリーナへの大声援の後で
見事に銅メダルを手にした鈴木選手もよかったな~
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by giulio71 | 2012-04-01 06:38 | イタリア情報

ミラノのスリ、増えてるかも。。

先ほど、友人からトラムでスリに遭ったのでデヌンチャ(被害届け)をしに行くところなの、と電話がありました。

トラムにほんの少し乗っている間、なのだそうですが、在住の長い人でも日本から来たばかりの人と一緒にいると旅行者に見えてしまうのか、狙われやすくなるようですね。

特に赤ちゃんを連れたお母さんは標的になりやすいのが哀しい現実。
ベビーカーを乗せたり、子供に気を取られている間にお財布をスラれそうになった話もずいぶん聞きました。

例えば9番トラム。
車両前方に座席が多いのですが、この連結部分にスリがよく潜んでいる、と聞きます。
恐ろしいことにグループの犯行が基本。
赤ちゃんを抱っこして空席を探していると、前方に座っているおばあちゃんが、

”ここに空席があるよ~”と手招き。

あら、ありがとう!と連結部を通り抜けて行こうとすると、
そこで待ち伏せしている男達が財布をすろうとする、と聞いた事があります。
リュックは特に狙われやすいようです。

でも皆さん、怯えないでね!
少しでも怪しいっと思ったら、遠慮なく叫んでください。
ほぼそれで、逃げて行きます。

私もいつだったか、バスに乗っていた時のこと。
買ったばかりのケーキを落とさないように持っていた時に、突然背後からジブシーっぽい異臭。
とっさにバッグが開いているような、、嫌な予感がして叫んだことがあったのですが、
叫んでからバッグを見ると、浅黒い手がさ~っと引いていくところでした。

何事も無く終わって見ると、叫んだ自分が凄く恥ずかしく思えたのですが、
ちょうど目が合った、初老の品のよい男性いわく、

”Hai fatto bene." (よくやった)


というわけで、皆様
イタリアでの基本はバッグはしっかり小脇に抱え、
いざとなったら叫ぶ、怒鳴る。

ちなみにペルメッソ ディ ソッジョルノ(滞在許可証)は盗まれたら再発行に130ユーロ、なんだそうです。
これも一緒に持っていかれた日には、泣きっ面に、ハチ、ですね。。

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by giulio71 | 2012-03-23 07:39 | イタリア情報

旅先で病気になると。。イタリアの場合

前回からの続きです。

その前に、これから海外旅行に出掛ける皆様にアドバイス。

出発前は充分休息を取りましょう。
飛行機で寝れば元気になる、のは30歳までだと思ってください。


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by giulio71 | 2012-03-12 08:31 | イタリア情報

最後の晩餐とブラックスワン

なんだかぞっとすることばかりの日々でした。
日本から友人が来たので久しぶりにダ ヴィンチの”最後の晩餐”のあるサンタマリア デッレ グラッツィエ教会へ行って来たのですが、

あの教会内部っていつ行っても本当に怖いくらいさびれていて、どうかすると鳥肌が立ってしまう私。
お隣の最後の晩餐展示会場(?)とは全く別世界というか、あきらかに財源が違う。。
一体あの収益は誰の物になるんだろう?
すごい利益率ですよね、だって15分の入場枠が20人位ってことは、
1時間で80人以上 1日で千人近くが入場するってこと?
これを年間で計算してみると、日本円でざっと3~4億円の収益。
凄いですね~ 日本のお寺でこれに勝てるところあるかなあ^^;?

さらにぞっとするのが、本当に電話予約、繋がりません。
口コミで聞いた、つながりやすい電話番号なるものに電話しても3日位かかりました(汗。。
奇跡的に取れた、と思いきや予約はクレジットカードのみ。
当日支払いはナシですよ?
イタリア人に電話口でクレジットカードの裏の3ケタのコードまで訊かれた瞬間にまた鳥肌ーー;
しかもキャンセル不可と来たもんだ、はあ。。

でも本当にぞっとしたのは、最後の晩餐の待合ロビー。
あそこに作品の歴史などのパネルが展示してあるのですが、
その中の一枚の写真。。。

第二次大戦中に焼け落ちた、がれきの中にぽつんと立っている壁の写真です。
周囲がドイツの空爆で破壊された中で、奇跡的にあの壁だけが残っているのです。
屋根はおろか、回りの壁さえ崩れ落ちて、もうないのに。。
その壁が半世紀後に予約の取れない展示物になるとは、誰が考えたでしょうか。


その翌日、奇跡的に夕方ヒマになったので、久しぶりに映画に行くことにしました。
ちょうどその日に公開になった”Il Cigno Nero"
話題のナタリーポートマン主演のブラックスワン。
もう誰かを誘っている余裕などないので、一人で行ったのですが、
これが、怖いのなんのって。。

スリラー映画って書いてあったけど、ホラーじゃないのかっ?
と思うほど私には怖かったです。

キャスティングがこれまた上手い=怖い女優陣を揃えており、
(ウイノナ ライダーの落ちぶれぶりは特筆もの)
最後のオチを除いて、映画としてはよく出来ていると思うのですが、

なんせ、、怖い。

女性の世界、と言ってもいい位の映画なので、女が感じる恐怖が凝縮されているような。。
自分の娘には20歳まで絶対に見て欲しくない映画だと思いました。

思い出した今も怖くてまだゾワゾワするのですが、
バレエファンとしては、突っ込み所がわりとあるので、
その部分は楽しめたかな、と。。。
やはりハリウッド女優といえども、バレリーナの体型にはかなり鍛えてもなれないものだと再確認した次第です。

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映画が終わった瞬間、あまりの怖さにふるえていた私を救ってくれたのは、
年金生活を謳歌するミラノのシニョーラたち。
あの方々のデリケートでない映画批評を聞くうちに、
一人で家に帰る勇気を取り戻しました。
本当にどうしても暗くないですよね、あの方々^^;
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by giulio71 | 2011-02-21 08:21 | イタリア情報

せめてお花でも送れれば

どうしてもどこかに行く気がしなかったミラノの今回の連休。
なんだかとっても嫌な予感がして、ジュリオがどこかに行こうと誘われても家から出る気にはなれませんでした。

やはり虫の知らせだったのでしょうか。
昨日久しぶりに受け取った大切な友人からの知らせは、
彼女の父親が亡くなった事を告げるものでした。

まだジュリオと知り合う前、何度足を運んでも、暖かく迎えてくれたあの家。
ミラノに住む今となっては遠すぎて日帰りすることも難しい、あの家。
なのでいつの間にか連絡も遠のいていた、あの家。
それでも思い出す時はいつも懐かしさに輝いている。。

葬儀は明日。
なんとかして行きたかったけど、
もう一人で生きている訳ではない今は
それも叶わない。

行き場のない怒りに、ちょっと夫を呪ってみると、

”花でも送ったらどうか?”
とサイトを教えてくれた。

InterFlora Italia 
日本と微妙に違う、フラワーアレンジに注目


そうだ、そういえば確かここも一応先進国だったっけ、
と思うとなんだか元気が出てきて、
お悔やみの言葉を添えて手続きを完了したらかなりふっきれた。

日本では当たり前のこんなことも、
イタリアで普通に出来ると哀しくも感動してしまう


そういえば夜にはお客様が来るのだった。
ジュリオと二人、黙々と準備を進める。
こういう時って、なにも考えずに手仕事をするのが一番。

メニューは、前菜としてまずバーニャカウダ。

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いつ食べても美味しいっ といえば、
もう一品はコレ。

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いつもの、ラザニア。
今シーズン初登場なのが信じられない定番料理。

そしていつも思うのだけれど、
美味しいものってやっぱり気持ちを満たす、というか、
こんなひそかな哀しみもかなり慰められてしまう。
ま、それもひとえに今夜のお客様のおかげですが^^;
本当に皆様あっての、ジュリオ一家かな、と思う年の瀬でした。


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by giulio71 | 2010-12-09 08:29 | イタリア情報

ミラノのカルネバーレ2010

今年もイタリアのカーニバルが終わりました。
ミラノのそれは、イタリアで最終と言われており、特にすごい山車が出るわけでなく、すごい仮装の人がベネチアのようにいる訳でもないんですが、、

実は、、、
とっても楽しいんですよ019.gif


何が楽しいって、イタリア人に日頃の恨みを込めてシェービングクリームを吹きかけたり、紙吹雪をぶちまけたり、知らない人と目が合って、笑いながらこうした悪ふざけをする楽しさって、やっぱりこの日だけ!

毎年楽しみなガッレリアの化粧コーナー
何が楽しみって、ここのアーティストの仮装
そろそろやって来るはず。。。

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シンデレラ姿のキアラがワクワクして待っていると、

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出ました! 昨年はビニールパッキンのキモノでしたが今年はインドネシア!??
子供達は怯えて逃げ出す始末(汗)。。。

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それにしても本当に凝ってます。
彼らは舞台メイクが本業らしいのですが、この人達の手に掛かると、一般市民がすさまじい変身を遂げます。
私は昨年の思い出を胸に、今年は辞退いたしました^^

ミラノのカルネバーレのよさは、お気楽という点に尽きます。
特に何か見逃してはならないものがあるわけで無いので、紙吹雪持って、ふらっと出掛けて、疲れもせずに帰って来れるのが最大の魅力(笑)
人込みが嫌いな方は翌朝早くにドォーモ広場に出掛けると、誰もいない紙吹雪だけの美しい景色を見ると言う手もあります。
想像しているだけが一番美しいような気もしますが。。。




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by giulio71 | 2010-02-23 06:26 | イタリア情報



ミラノにあるイタリア料理教室より
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ジュリオの料理教室のご案内
 メニューなどの詳細はこちらをクリック↓
http://giulio71.exblog.jp/


ミラノ近郊でお着物着付け、いたします。着付けのレッスンも出来ますので料理教室までご連絡下さい。
詳細はこちら
http://kimonitaly.exblog.jp/
**************
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