料理サロン La cucina di Giulio

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イケメン歯科

イタリアには数々の伝説があるかと、思いますが、その中の一つが歯医者。
歯には日本以上にお金が掛かるというのはかなり有名なお話です。

医療保険でまかなえる国立の歯科があるのに、実際には保険が使えない私立の歯医者に行く人が現実にはほとんどなのですが、その理由はずはり、

1.予約が取れない。
2.腕が信用できない。

であることはアンケートを取るまでもなく、イタリア人全員一致のコーラスを聞く限り明白。
中には、

”親知らずを抜くだけだったら節約の為に行く”

という抜け目のない意見まで出るくらいですが、それでも通常は私立に行くわけですね^^

さて、先日の事、
娘、キアラの口の中に不審な出来物を発見。
通常これは、歯医者の管轄だろうなあ、と思いながら取りあえず小児科の救急病院に行って見ると、あっさり付属の歯科に転送されました。

入口の総合受付で小児科からの書類を見せると、奥の待合室へと通されたのですが、
座って順番を待っているのは、、、やや黒目の外国人ばかり(汗。。。
ここにまた救急受付のデスクがあり、そこではおっかないブロンドのオバサマ女性が、

”予約のないものは受け付けない! 
予約を取って出なおしなさい!”

と私と娘を一喝(蒼白。。。

だって救急で見てくれるって言うから来たのに、と言っても聞く耳持たず。
仕方なく予約係に行って予約を取ろうとした私に窓口の男性は、

”断られただと?! この書類に24時間以内の要診療、緊急、と書いてあるじゃないか! 今すぐ見てもらえるようにオレがなんとかしてやるっ!”

まあ、嬉しい♪ と思ったのもつかの間、
そこから幕を開けた、この予約係男性と受付女性のすさまじい口論は、キアラが半泣きになっているのを見て援軍に駆けつけた別の予約係年配女性のバズーカ胞なみの怒声で決着を迎え、
どうやら診察室に案内されることになった頃、可哀想にキアラはすっかり怯え切っていたのでした。

一体この娘にどうやって口を開けさせたらいいものか、、
と途方にくれていたその瞬間、

”ではこちらにどうぞ♪”

と現れたのは、どう見てもまだ30ちょっと前位のグラマラスな美人。
え!?まさかこの人が歯医者?
まさかでしょ? きっと歯科衛生士でしょ? それなら納得よ。
子供の扱いもやけに上手いしね?

さて、診察台に向かうと今度はイケメン男性登場。
これが歯医者かと思いきや、実はこっちが歯科衛生士、というか助手で、
怯えているキアラをなんとか笑わそうと、バキュームをほっぺにくっつけてみせたり、器具に触らせてくれたり、至れり尽くせりである。
こういう技術にかけては、イタリア人は世界一と断言したい。

さて、イケメンにたっぷりちやほやされ、きれいなお姉さん歯医者に優しくされたキアラは今や大きく口を開けて無事に診療を終えた。

その間、ずらりと並んだ診療台の周囲を行きかう他の歯医者や歯科衛生士が目に入ったのだが、正直本当にイケメン揃いなのである!
モンテナポレオーネに来たのかと思うくらいの美男美女ばかり。。。
しかも、皆若い。
ほとんどが30歳前くらいで、その上の世代になると60代が一人いるくらい。。
つまり、若いうちにここで修行して、それから自分で開業するというコースなんだろうか?それにしても、働き盛りの40~50代の姿は受付以外皆無。
そこでようやく、今までの伝説の数々に納得した私だった^^;

そこへ、連絡を受けたジュリオ登場。
イタリア人の彼ですら、この予想外のイケメン揃い空間にはたまげたらしい。
早速、受付に(自分の為の)予約状況を聞いて見ると、

”今なら、8ヶ月待ちくらいかしらねえ”

でもあのキアラを担当した美しい先生になら、もう喜んで歯石でも何でも取ってもらいたいと浮かれていたG先生でした。

ちなみにキアラの歯の治療にはやはり少し疑問が残ったので、来週別の歯医者に掛かる事に決めました。
次回は私立です、もちろん^^;;


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最後に、
終業時間ギリギリだったにも関わらず、キアラの為にあれだけ怒鳴ってくれた、あの予約係の二人に心からの感謝を^^;

今にして思えば、
歯科内部の力関係が、予約係>受付>歯科医師 の順って何かが、違う気がする、う~ん。。
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by giulio71 | 2011-05-21 06:57 | 我が町ミラノ

絶対イタリアじゃなかった旅ルート

前々回のアルトアディジェの旅、あまりにも好評だったので今回は続きです。

やはり日本の皆様は山の風景がお好きなんだな~と改めて思いました。

さて、何人の方から、
一体ジュリオ家はどこに泊まってどんなルートを辿ったのか?という質問。

確かに私もジュリオもアルトアディジェ、ドロミテって、実際広すぎてどこに行けば感動できるのかは実に長い間の謎^^;

という訳で、この地を愛する友人のオススメで今回
Casterlotto という可愛い街の隣、Siusi に滞在。 
ボルツァーノの北東に位置します。

この周辺はそれはそれは、よかったです!!!
高速道路を降りてからの車窓も素敵でしたし、ホテルの周辺はすでに、前々回のブログで紹介した写真の風景が広がっていました。

ホテルの裏には素敵なややウエスタン風の乗馬クラブがあって、
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絶景の中、乗馬レッスンや森へのお散歩など、夢のプランが充実。

ホテルはジュリオがネットで調べて予約した
Hotel Cristallo シーズンオフなのに営業しており、朝夕食込みで一人44ユーロという、素晴らしいお値段。
しかもピッカピカで本当によかったです。

さて、散策ルートですが、キアラの体調不良の為、実際はほとんど車で移動しているだけでした。
それで、、、充分満足でしたよ~~~

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Castelrottoからブレーメンの音楽隊も進んだと思える(??)道を辿り、

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ここからのドライブは絶景と超アップダウンの連続で、ドライバー冥利に尽きるはず。

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標高2400m級の峠の茶屋、Passo Serra
5月ではまだ気温5度程度しかない、氷の世界。

この後、先にある愛さまオススメのPasso Pordoi まで登ると野生のマーモットが見られます!
ここからリフトに乗り、頂上まで行くと360度の絶景パノラマが見られるらしいですが、、
5月始めでは運休でした。

ここから下山して、スキー客のメッカ、Canazeiに向かいます。
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可愛い街でした! 
人生やり直せるならここでスキー三昧したいと思える街でした^^;

街観光として唯一行ったのは、
更に北部にあるBressanone

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オーストリアに来たかのようなきれいな街ですが、なぜかここではイタリア語が飛び交っていた。。(イタリアであることを思い出した瞬間^^;;)

などなど、見どころは沢山ありました。
道路はどこも整備されており、標識もイタリアのように煙に巻かれることもありませんでしたので、どうか皆様安心してお出かけ下さい。

唯一つ、心臓の悪い方、耳に問題のある方は、上記の峠のような標高の高い場所に登るのは検討された方がいいかもしれません
車で簡単に登れてしまうというのは耳や身体にかなり負担が掛かるものだと今回私も始めて気がつきました。
イタリア人の山好きの友人いわく、

”山に着いて最初の数日、身体が慣れるまではいきなり登山などしない。少し本でも読んで休み、それから少しづつ散歩して、それから登山、そして少し休んでから自宅に帰るのがよい。”

のだそうです。
イタリア人のバカンスはホント長いけど、少なくともここには理由があるかもね。

行って見たい方は即クリックよ!
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いつも応援ありがとうございます。
今日、娘とバールにいる所をイタリア人の酔っ払い(?)にしつこくくどかれ、かなりうろたえました。
この歳になればもう大丈夫だと思ったのにホント油断できないですよね、イタリアって(滝汗。。
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by giulio71 | 2011-05-14 05:56

ここは絶対イタリアじゃない。。。

3泊4日のバカンスに行って来ました。
行く先は、ジュリオが20年憧れ続けた、

トレンティーノ アルト アディジェ、

つまり、ドロミテ

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なんと、美しい。。。
でもこの風景を初めて目の前で見た時はまだ単純に

”イタリアじゃないみた~い”

なんて感じでしたが、ホテルにチェックインした後、今更ながら驚いたのは、
ここがドイツ語圏だったという事実。

フロントの人の実直な感じの対応も、
隅々まできちんと手を入れてある設備など、
何もかもがイタリアのホテルではありえない感じ、、というか。。。

良心的な値段設定なのにサーヴィスは行き届いている、とか、
設備投資もケチらないブロ意識とか、
もう何もかもが、

リグーリアのホテルでは絶対に考えられない!!!くらい、居心地のよいホテルでした。
絶対、ここはイタリアじゃない。。。
何度そうつぶやいたことか。。。

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時はまさに新緑、南チロルの清らかに手入れされた家々はなんて可愛らしく、人の気持ちをなごませてくれるのか!
急勾配に家が建っているのはリグーリアでも同じなのに、何故ここまで風景が違うのか?
海と山、という話だけでなく、やっぱり思ってしまう。

絶対ここはイタリアじゃない。。。
事実、地元の人とかろうじてイタリア語で話していると、時々、”イタリア人は、、、”という言葉が出てきます。
やはり国籍はイタリア人であっても、人種として絶対に彼らは自分達をイタリア人だとは思っていないのが良く分かります。
(*地域によってはイタリア語圏の場所もあります)

ジュリオいわく、
”だからアルトアディジェは、(イタリアと違って)機能している”のだそうです^^;;

ホテルの食事は、朝食はツボにはまるナチュラルヨーグルトと手作りの本当に美味しいジャム、フルーツ、そしてオーストリアらしいパンやハム、チーズの数々。

夕食は限りなく新鮮な野菜のサラダバーで既に嬉しい。

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でも私にとって、この旅の一番の楽しみはといえば、
ドロミテの山をドライブすることや、野生のマーモットを見るのもももちろんですが、

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なんと言っても、ブログ友達、オルガニスト愛さまとの念願の初対面。

ブログというのは不思議なもので、一方的とも言える方法で自己表現をしている人を勝手に観察し、喜びを分けてもらうという一種独特の友情をはぐくむ事も可能です。
なので、愛さまとは全く初対面な感じがしませんでした。
(ブログで見るより全然おきれいでしたが。。。)

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ごひいきのお食事所(キアラ撮影)

ここのロケーションもさることながら、お店の中もとても素敵でした。
美味しいスペックなども自家製♪
話の尽きない大人達の間で、キアラはオルガン工房からもらった木片で積み木遊びをしていたかと思えば、いつの間にか私のカメラで外の風景や花の写真を撮っていたり。。。
愛さまのベランダに来る小鳥を眺めたり、チェンバロを弾かせてもらったり、とても嬉しかったようです。

みんながみんな楽しんだ、春の一日でした。
アレックスさん、愛さま、どうもありがとうございました。
次回は釣りでも、、、しませんよね(爆笑)


そういえば私も愛さまも、
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いつも応援ありがとうございます。
それにしても、タイムスリップしたかのように、北の白人しか見かけない日々でした。
ミラノ暮らしっていかに人種のるつぼに疲れさせられているか、改めて考えさせられます。。。
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by giulio71 | 2011-05-06 06:00

さくらんぼはなかったけど

今日はヴェローナ近郊まで日帰り出張に行って来ました。
いえ、料理教室ではなく、着物の着付けです^^

結婚式にウエディングドレスでなく、どうしても着物が着たかったのだそうで、ありがたいことにご指名を受けました。

着いたのは緑豊かな少し小高い場所にある町。
思えばこの辺りはアマローネやヴァルポリッチェッラなどの有名ワインの産地、
そしてヴェローナと言えば私の中では、ロミオとジュリエットを差し置いて圧倒的な存在感を占めるのが、、、

さくらんぼ

5月の声を聞いた瞬間から、ヴェローナ産のドゥローニ、早く市場に出てこないかしら、、とそわそわするジュリオ家です^^

さて、今日の花嫁さんは、さくらんぼよりももっと赤い、見事な振り袖。

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ヘアメイクはイタリア人美容師の手によるもので、
ややしっかり目のメイクでしたが、振り袖がしっかりした色なので見事に調和していました。

ところで、この結婚式とても可愛かったんですよ。
教会の前に着いたら、まったく招待されていそうもない、近所中のおば様たちが今か今かと花嫁の到着を待ったいたんです!

ええ、もう服装からわかりますとも!
絶対に招待されてませんでした、あの人達(爆笑)
どこから聞きつけたのか、どうも日本人の着物の花嫁さんが来るらしいよ、と噂になっていたんでしょうね。みんなワクワク待っていたんです^^

やっと現れた花嫁さんを見て、みなさんびっくりですよ~
私なんか、もっとびっくりさせてやろうと思って、
自慢げに、”私が着付けたんですよ。”と言おうものなら、もう大騒ぎ!
この後ミラノまで帰るんだと言えば、さらにびっくり仰天です(爆笑)

その後、”式が終わってから私が駅まで車で送りますよ”、とかよぼついたお婆ちゃんに誘われたり、バスに乗れば、降りる場所を丁寧に教えてくれたり。。。
いい街だなあ、って思いました。
ミラノでは残念ですが、
こういうことは、無いですね。
花嫁さんはきっとこの街で幸せになれるな~と一人嬉しくなってしまった私でした。

さくらんぼの木は見かけなかったけど、
ヴェローナよいとこ。
また行きたいなあ。。。



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by giulio71 | 2011-05-01 06:47 | 着物 KIMONO



ミラノにあるイタリア料理教室より
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ミラノ近郊でお着物着付け、いたします。着付けのレッスンも出来ますので料理教室までご連絡下さい。
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