料理サロン La cucina di Giulio

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シラクーサの古代ギリシャ劇場

シラクーサの翌朝は小雨だったが、その後すっきりとした晴れ間を見せた。前夜、39度まで発熱したキアラは翌朝タキピリーナの効果で熱が下がったものの、だるそうで朝食に降りるのも拒否。
多分ミラノにいたら、医者にみせようかと思ったかもしれないが、なんせここはシチリア。生半可な医者に見てもらうのに右往左往させられて、後悔するのがオチ。それに、キアラはとっても丈夫な子で熱以外には特に問題なさそうだったので、こんなに連日熱を出して要るにも関わらず、私は冷静だった。

今日ノートに行かなければもう行ける見込みはない。だが、この状態の子を連れてバスで1時間あまりもかかる場所に行くのはリスクを追うので、ここは諦めて街中にある古代遺跡を見に行く事にした。

意外なことに、シラクーサには旧市街のPiazza Pancali から駅までの無料シャトルバスがある。
それも15分に一本くらいは来るらしいので、それと路線パスを利用してギリシャ劇場まで向かった。

それにしてもイタリア語が分かるって素晴らしい!
過去にイタリア語がろくに分からなかった時代に多くの旅をしたけれど、実に不安が多かった。それに比べると今はその辺の人に何でも訊けるし、インターネットで時刻表も予め調べられるし、もう夢のようである。私がイタリア語を勉強しはじめた目的は確か、”イタリアをもっと楽に旅する為”だったので、少なくとも人生においてこの目的だけは達成したわけだ。と、しみじみ感慨にふける。

バスを降りて、やはりぐずって歩かないキアラをオンブし、ようやくギリシャ劇場の入口についた私達が聞いた受付嬢のお言葉は、
”切符をお持ちですか?”
つまり、入口はここだが、切符売り場は道路向こうの大型バス駐車場の奥手にあると言う。ここは戻って買ってくるしかない。
(これだからイタリアって嫌!)

入場料はなんと一人9ユーロ! 3箇所の共通券だって言うけれど、ちょっと高すぎませんかね?2005~6年版の地球の歩き方には4.5ユーロだと書いてあるけど、値上げもはなはだしい。そんなに維持費がかかる施設とも思えませんが!?

怒りを納めつつ、ようやく切符を買って戻って来るとそこには、ネコ、ねこ、猫。。。
甥は子猫を抱っこしてご満悦だし、ぐずっていたキアラの機嫌はかなり直っていた。

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ディオニッソスの耳、という、ちょっと怖い洞穴を見てから古代ギリシャ劇場へ。
緑の草の間に咲く、無数の黄色い花(釣鐘のようにちょっと膨らんだ可愛い花)を見て、キアラは花を摘み始める。摘んでも摘んでも減らない魔法の花畑。”パパにあげるの!” 嬉しそうに花を摘むキアラの気分はすっかりハイジである(涙)

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紀元前からあるこのいにしえの劇場で、小さなキアラが元気を取り戻すのを見るのは感慨が深かった。 空はすっかり晴れ渡っている。
さて、これからどうしようか?古代遺跡ももう見たし、旧市街は明日の朝でも見れるし、やっぱりノートまで行ってみようか!?

次回に続く

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by giulio71 | 2009-02-02 19:52 | シチリアの旅

青の洞窟ツアー

実はタオルミナにも青の洞窟がある。浜辺で誘われたボートツアーは、そことカポタオルミナなどを周遊して、約40分のボートの旅で大人一人25ユーロだという。(後にG先生にぼったくりだと言われたが^^;)

まずは青の洞窟へ。。。

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カプリ島のほど大きくないらしいが、やっぱり素敵!
オレンジ色にみえるのは珊瑚。

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この後、映画、グランブルーでシーフードスパゲッティを食べるシーンで有名なレストランを横から見たが、大波で中心部付近が大破していた。
写真、撮ったんだけれど皆さんの夢を壊したくないので載せない事にします。
そういえば、ジャック マイヨールももう亡くなったんだっけ。。。

このボートツアーとっても素敵だったけど、終わって見ると結局、所要時間20分だった。40分と言ったあの言葉はなんだったのか。。。015.gif

この後、ロープウェイで上の街に帰りたかったが、運行していなかったのでバスで戻る。 バスを待つ間、下のロープウェイ乗り場の向かいにある店で軽く遅いお昼を食べたのだが、ここは意外に美味しかった。ただ、店主がマファア並みな顔をしているので、旅行者には怖いかもしれない(爆笑)流れていた曲がオペラだったので、余計にムード万点だった(汗)

ここでは軽く食べたので、夜はどこに行こうかなあ?

次回に続きます


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by giulio71 | 2009-01-29 04:56 | シチリアの旅

イゾラベッラには徒歩で渡れるのか?

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映画、グランブルーで一躍有名になったタオルミナのイゾラベッラ。 上からみた景色は冬場の弱い光ですらこんなに美しく、夏の太陽の元ではどれだけ海の透明度が増すのだろうと想像してしまう。

カステルモーラからタクシーで降りて(タクシー代20ユーロ)ビーチに降りてみる。タクシーの運転手は靴のままではイゾラベッラには渡れないと言っていたけど、せっかく来たから挑戦してみようではありませんか!

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わくわく気分でいざ前進!行けそうかな???

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だが、おしいところで砂浜はつながっていない(汗)
姉と甥はジャンプして石を渡る事に成功したが、キアラには無理。。。
でも最後は靴を脱いで海水に入ってくれた姉に抱っこされてキアラも島へ到着成功。
(ちなみに私は万が一に備えて、渡らずに待機しておりました。。。)

海水はまだ冷たかったけれど、リグーリアの初夏と同じ位では???と思えた。
一気に楽しさ全開になった私達の前にその時、沖合いからボートが登場。
どうも青の洞窟ツアーへのお誘いらしい。。。

次回へつづく


あっという間に上位復活いたしました。ありがとうございます。
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by giulio71 | 2009-01-28 05:47 | シチリアの旅

タオルミナからカステルモーラへ

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ハネムーン先として有名なタオルミナ。風光明媚という言葉がぴったりな素晴らしいパノラマは前は海、後ろは雪をかぶったエトナ山にオレンジの畑とどうも静岡を思い出す風景。
到着日の夕飯はこの近郊にある日本人女性経営のB&Bで送迎つきの夕食が出来るとブログで見たので行ってみることにしました。キアラと年の近い男の子がいるようなので、子供が遊んでいる間にくつろげるかな~なんて思いましてね^^
(いつもは逆の立場なので、たまにはお客さんになってみたかったのが本音)

山の近くでとにかく真っ暗だったので、まわりの景色も建物もな~んにも見えなかったのですが、久しぶりにきれいな星空を見ました。ユキさん手作りのシチリア料理はどれも美味しかったです。特に、野菜が美味しくて、カリフラワーの煮込みや甘みのあるジャガイモ、フェンネルを使ったパスタやソーセージがとても印象に残りました。

翌日は快晴! カステルモーラまで登って見る事にしました。タオルミナからのタクシー代は15ユーロ。ぼったくられるのではないかと思ってましたが、タオルミナのタクシーはメーターこそないけれど、料金票がちゃんとあって、交渉の必要はありません(確認は必要かと思いますが。。)途中、ちゃんと展望台に止まってくれて、降りて写真を撮らせてくれたりしても料金は変わりませんでした。街もきれいで治安もよく、物価が多少高いのを除けば有名観光地のあこぎな感じもなく、くつろげます。

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不思議なのは至る所にフィノッキオが植えてあって、かぼちゃ並みに巨大化したらしいものまでみかけました。あれが野生なのか、観賞用に植えてあるのか、はたまた旅人を餓死させないための知恵なのか、かなり気になっております。。。

さて、上からの景色は堪能したので、次は下の海に降りて見たいと思います。
果たして、イゾラベッラを徒歩で渡る事は出来るのか???
次回に続きます。


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by giulio71 | 2009-01-27 01:43 | シチリアの旅

毎回ショックなEASYJET

1月18日(日) 日本から来た姉と18歳の甥、そして4歳半のキアラを連れてシチリア、カターニア空港へ出発。 
飛行機は格安、座席指定なしでおなじみのeasy Jet でこのフライトはマルペンサ第二ターミナルから。朝8時発の飛行機に乗るべくチェックインを済ませゲートに着いた私が見たのは。。。

およそエレガントなミラネーゼとは対極の、南からきた出稼ぎ労働者、朝っぱらから酒臭い人々。どうみても旅行者でしかないのは私達くらいなもので、あとは明らかに肉体労働を終えて帰省する人々。 おまけに首にどこかで見たタオルをぶら下げている粗暴そうな若者のグループ。それらがゲート前に一刻も早く飛行機に乗りこむべく陣取っている。噂では格安飛行機は座席指定でないので時々ミスが出ると飛行機の中で席がなくなるというので、皆これほど熱くなっているのだろうか?

幸い、キアラがいるので搭乗優先権を与えられた私達は先頭を切って飛行機に向かったのだが、背後からなにやらダミ声の合唱が聞こえてきた。そこで私はやっと首にタオルを下げた若者グループがボローニャサッカーチームの応援団であることに気がついた。恐らくこの日カターニア近辺で試合があるに違いない。

さて、乗客が乗り込むと、アナウンスがあるのは皆さんもご存知だと思いますが、とにかく誰も聞いてない!!!イタリア語の時はまだしも、英語のアナウンスになると突然話すボリュームが上がって聞きたくても聞こえない!スチュワーデスが別嬪だとか、口笛は吹くわ、野次は入るわで、最後は静かにしないと出発出来ないぞっとスチュワードに脅される始末。。。その後も彼らはボローニャの歌を歌い続け、機内はスタジアム並みの大騒ぎ。後にも先にもこんなフライトは、、、なかった。。。 

ようやく出発の気配となった私の頭に前回、easyJetでマドリッドに飛んだ時の記憶が蘇ってきた。あの時、最前列に座った私達の前にスチュワーデスが座ったのだが、シートベルトを締めると同時に彼女は、、、祈り始めたのだった。必死に何度も何度も十字を切り、祈りの言葉を真剣につぶやく彼女を見るうちに、乗客である私達の不安が膨らんだのは無理も無いだろう。

さてeasyJetは私の知る限り、3列X3列の座席配列、そして景色が素晴らしく見える低空飛行^^; 機内食はすべて有料、おしぼり一つ出てきません。
時間にはわりと正確で、アリタリアよりははるかに信頼が置けます。 
唯一の難点は、座席指定がないこと。身体障害者、老人、子供のいる家族は優先的に案内されますが、あとは自力確保のみ。

きちんと列をつくり順番を守る英国の会社ではこれで問題ないのでしょうが、イタリアの、しかも南行きでは列も順番もなにもあったものではなく、背後から殺気が感じられるのは必須。実際、帰りの飛行機では慌てて転んだ中年女性が捻挫した脚を氷で冷やすシーンもみられ、、やはり座席指定は必要だと個人的に思いました。

ちなみに帰りの飛行機では子供が多かったのにも関わらず、優先的に案内するアナウンスは流れず、係員の手際も悪くちょっとハラハラ。。。
こういうことがあるから結局アナウンスが出るまで落ち着いて待っている事も出来ず、ゲートも混乱するわけですね。

それにしてもあの十字を切っていたスチュワーデス、相当怖い思いをしたんでしょうね。飛行機が嫌いではまず選ばない仕事でしょうから^^;


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by giulio71 | 2009-01-26 05:00 | シチリアの旅

菓子暦

イタリアにはお菓子の暦というものがあり、まったく痩せるヒマがありません。夏のバカンス中にたるんでしまったカラダを戻すヒマもないまま、10月にはハロウィーンなんかのチョコレートがスーパーの店頭に並び始め、その後、そのコーナーはクリスマス用のパネットーネとパンドーロに占領され、やっとナターレが終わったと思うと、今度はそれがベファーナ用のお菓子袋になり、それが過ぎると今度はカルネバーレのキャッケレに変わるわけです。

昨年くらいからさすがにパネットーネに飽きてきた私ですが、キャッケレだけはまだまだ飽きておりませぬ。去年は意地をかけて我が家でも競い合ったキャッケレ作りですが、こういったものはやはり工場にお任せしたほうがよさそうです。事実、いかにも自家製で手作りしているようなパスティチェリアのキャッケレもどこかから仕入れていることが多いよう。。。

さて、我が家のお気に入りキャッケレはいくつかありますが、工場のものは断トツこれ!

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こればかりはエッセルンガといえども置いてありませんので、
ipercoopかカルフールまではるばる探しに行きます。1月10日くらいになるとこんな風に山積みになって出てくるんです。

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実はジュリオがこのキャッケレの大ファンなんですよ^^
うちは毎年この1キロ入りの箱をそうですね、、、5箱は買うでしょうか(滝汗)
そして店を出るまでに毎年必ず誰かに訊かれます。”それ、どの辺で見つけたの?”って! これを知っている人は皆探しているんですね。037.gif
プラスチック包装のキャッケレは油で揚げてあるのでべとべとしていますが、これはオーヴンで焼いてあるのでレモン風味がかすかに残ってさっぱりしています。
さほど甘くなくて、サクサクしているので恐ろしいほどいくらでも食べられてしまうのが難点。。。 パウダーシュガーを振りかけると更に美味しくなってしまうところが実に怖い(爆笑)

毎年、キャッケレを食べながら思うんです。
これが無くなったら春、春になったらダイエットしなきゃって。。。
でも実際は、キャッケレが終わると今度はパスクワが控えていて、パスクワといえば、コロンパ(パネットーネの親戚のようなハト型のお菓子)が売りにでる。
そしてそれが終わり、もう祭りはなくなると暖かくなってきて、ジェラートの季節到来と言うわけです。058.gif

もう実にダイエットするヒマもないイタリアですが、こういう季節感っていいと思いませんか? 最も年中無休のブリオッシュという王者も朝からがんばっているのがイタリアなんですがね^^;


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by giulio71 | 2009-01-13 06:45 | デザート

洗濯機の故障と結婚記念日

先日9日は結婚記念日でした。私たちもここから結婚7年目を迎えるわけですが(汗)、夫婦関係より幸か不幸か早く家電の崩壊が始まったようです008.gif

我が家の家電は結婚と同時に買い揃えてあり、
ほとんどがイタリア製のAliston社のものなのですが、
8月には冷蔵庫を修理し、結婚記念日には洗濯機が稼動しなくなりました(涙)
スイッチを入れてもダイアルがグルグル回っているだけでまったくイタリアの役所のように機能しなかったんです。(こういう言い方だと分かりやすいですか006.gif

たった今、修理の人が来て、Aliston社のセンターにリモコンで制御装置を解除し、リセットし直したらどうにか再起動してくれましたが、これでダメだったらまたスケーダ(カード)を交換するからあと200ユーロかかるなどと言われて、、、疲れました。

結局この謎のリセットをしてもらうだけで70ユーロ払った訳ですが、こんな複雑な機能の洗濯機だとは考えた事もなかった。

そしてオーヴン付ガスレンジと給湯器も遠からずお別れの気配がしてきました。
6年って新しくもないけれど、古くはないですよね?
先月はデジカメ、先週はDVDプレイヤー2台が壊れたし、もう悲鳴が上がってしまいます007.gif どうも愚痴になっておりますが、書きたかったのはAliston社へのある確信です。それは、、、

Aliston社の家電には購入時に50ユーロ払うと5年間修理などのサービスが無料で受けられるエアーバッグという制度があります。
購入時にイタリア製品をあまり信用していなかった私達はそれを払ったのですが、腹の底では分かっていたんです。 

故障はこの5年を過ぎた頃に始まると。。。

そしてその予感は見事に的中したのでした031.gif
冷蔵庫だけだったらまだ運が悪かったとか思えたのですが、今や家中のAliston家電に問題があるわけですから私にはもうわざとそうして製品を作っているとしか思えません。
被害妄想でしょうか???

日本では結婚10年目に家電は壊れる、
という話を聞いたことがありますが、うちはまだ7年目。
結婚生活もイタリアの方が短いからありえるわね、なんて言われないようにしたいものです^^;?

最後に、洗濯機修理の人が言っていたのですが、
Aliston社の洗濯機には洗剤を少なめに入れないと故障の原因になるんだそうです。
つまり市販の規定の量の半分でいいんだとか!?
 

これを聞いて新たに、
洗剤もより多く売る為に大目の量を指示されているのでは???
との疑惑がわいて来ました。こうして世界一の洗剤消費国イタリアが形成されてきたのかもしれませんね。


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by giulio71 | 2008-11-13 02:27 | イタリア生活の知恵

アグリトゥリーズモ OASI

さて前回ご紹介したアグリトゥーリズモでのランチタイム。
テーブルにつくと細いサラミが一本用意されておりました。それを切り、つまみながらジャグにはいった発泡性のロゼワイン(アルコール度が低くていくらでも飲めてしまうシロモノ)を飲んでいるうちに前菜の数々がやってきます。

しかし、凄い皿数でした(汗)記憶しているのだけでも、サラミ盛り合わせ、フライ盛り合わせ、ポレンタとコテキーノ、オレンジのサラダ、生ハムのハニーナッツソース、ブルスケッタ、レバーパテ、etc, もうあまりの数に写真を撮る気も失せました^^;
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しかも6人で行ったので、この皿数を回しあうのにも忙しく、更に写真を撮っている場合ではありませんでした。しかしこれだけ前菜で出てきたら、この後はどうなっちゃうの??? と思いきや、プリモはラグーのパスタ一品、ちょっとホッとしたのもつかの間、セコンドでは肉料理のオンパレード。ローストビーフ、ソーセージとキャベツの煮込み、そして極めつけは、

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ここで飼育されているダチョウ肉料理!!! サイコロ状に切ったものを、ざくろの実と一緒に炒めています。肉は思ったより柔らかく、赤身の肉に近いです。臭みもまったく感じませんでした。肉そのものは美味しかったのですが、なんせもうお腹一杯で、、、G先生がいたにも関わらず、かなりの量が残ってしまいました。お弁当箱持参で行くべきでしたね039.gif

さて、ここで前回紹介したトラの子のワゴンサービスがありまして、それからデザート。出てきたのは、
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フルーツのチョコレートフォンデュ 小鍋で暖められたチョコレートソースに櫛に刺したフルーツをからめて頂きます。食事に飽きて退屈していた子供たちもこれには夢中! キアラの顔が食べ物で汚れるとジュリオはいつも、"Faccia da golosa!(食いしん坊の顔)" とからかうのですが、一生懸命食べる子供を見るのは嬉しいものです。最後にジェラートとカフェが来て、ようやくお開き。

食事だけの感想としては、どの料理もまったく悪くはなかったですが、味付けがやや甘かったです。生ハムにはちみつをかけたり、サラミに玉ねぎのジャムを添えたり、ダチョウの肉をざくろと炒めたり、ポイントとして甘さを意識した料理が多かったですね。そして、完全に肉料理が主体、前菜5品、プリモ1皿、セコンド3皿、コントルノ1皿って凄い比率だと思うんですがね!?肉も自家製なら安く上がるんでしょうか????

メニューはコースメニューのみで飲み物など全て込みで、大人33ユーロ、子供10ユーロ。とにかく食い倒れました。子供のいる家族にはお奨めしたいアグリですが、園内の散策には大人の監視が必要です。動物は柵に入れられてありますが、ダチョウの首は長く自由自在に伸びてくるので、小さい子供が柵に近づきすぎると危険です。子供を勝手に遊ばせて、ゆっくり食事を楽しみたい場合は以前紹介した、クレマのアグリトゥーリズモの方が気楽です。
あと、園内には自家製サラミやダチョウの肉などの直売コーナーもありました。園内を散策して、お肉を買って帰るのもいいかもしれませんね。

Azienda Agricola Agriturismo OASI
Via Ortigara, 8 Cassano Magnago(VA) Italy
TEL: 0331 21 77 18

月、火、水曜日休み、
最寄の高速出口はミラノーヴァレーゼ線のCavariaですのでご注意。


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あ、次回は入院話の最終回でございます。
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by giulio71 | 2008-11-03 08:03 | ミラノから日帰りで

イタリア入院生活の思い出その6

前回からの続きです。お話も終盤ですので、初めての方は1からお読みになって頂いた方がよろしいかと思います。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *


翌日の朝、隣のベッドのコロンビア人の女の子は退院していった。
一人になってみるとだんだんお会計が心配になってきた私は回診に回ってきた先生に、自分は留学生できちんとした保険に入っていないけれど、どうなるのかを訊いてみた。先生は、自分はそうしたことは分からないので事務の人をよこすと言い、例によって白衣をひるがえして走り去っていった。

だが、待てども待てども誰もやってこない。どんどん不安が増した私はリハビリを兼ねて事務室まで行ってみることにした。どうも一つ下の階らしいからそう遠くもないだろう、と歩き始めたはよかったけれど、廊下の突き当たりがゆがんで見える。体は鉛のように重く、体力って衰える時はこんなに早いのか、呆然とした。そしてようやく事務室までたどり着き、窓口にいた女性に相談してみると、

大丈夫よ。払えない場合は領事館(ミラノなので大使館はない)に請求するから。”

とあっさり言われて仰天した。 入院費が払えなくて日本領事館に、つまり外務省に助けてもらうなんて、そんな恥ずかしいことは絶対にイヤだった。なんとしても自力で解決したい。では入院費って幾らくらいするの?と訊くと、”さあねえ、保険証を持っているイタリア人ならなにも掛からないけど、治療にもよるし、一泊1000ユーロってとこかしらね。” 1000ユーロ!?つまり5日間で5000ユーロにもなるわけだ。これならイタリア1のホテルの方が安かったかもしれない。。。

頼みの綱はこの怪しいINA保険のみ。保険を掛けるのに振り込んだ金額は75,000リラ、今の通貨で39ユーロほど。日本でこんなに安い保険があるだろうか?多分ないだろう。保険といえば聞こえはいいけど、実際には振込用紙を語学学校で貰っただけで、説明書も定款も一切なにも無かった。そんな怪しいものにお金を払いたくなかったけど、滞在許可証を申請するのに必要だったので、払ったまでだった。

そのお粗末な払い込み証をお財布から取り出して眺めているときちんとした身なりの男性(イケメン053.gif)が入ってきた。さっきから待ち焦がれていた事務の人だった。下で金額を聞いてすっかりめげていた私は再び事情を説明し、手にしていた払い込み証を見せると彼はそれを持って、
”大丈夫だよ。ボクは何人もの外国人を扱ってきているからね。これで何とか出来る様にやってみるから。”とウインクまでしてくれた。”で、でも。。。”と私は食い下がった。この国で大丈夫、と言われると絶対になにか落とし穴があるような気がして素直に従えないのである(汗) ”請求先も連絡先もなにも書いてないわ。どうするの?”と突っ込むと、彼は”INA保険の本社はローマにあるんだ。もう何度かやったことがあるから、そこに請求書を出すよ。なんとかなるさ。だめだったら君に連絡する。” と実に爽やかな笑顔で答えた。

そしてあれから7年の歳月が流れたが病院からは今だになんの連絡もない。あれで何とかなったのはSaccoの威力あればこそでは?と未だに思えてならない私である。

                      続く

次回でおしまいです。果たして涙の最終回となるか。。。?

長文お付き合い下さってありがとうございます。
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by giulio71 | 2008-10-30 01:41 | イタリア入院生活の思い出

イタリア入院生活の思い出その5

前回からの続きです。お話もそろそろ終盤。初めての方は1からお読みになって頂ければ幸いです。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *


さて、病院の朝はこうして早いのだが、それに対して朝食は遅い。前日の夕飯が6時半くらいで9時半には消灯なら朝6時に起きても仕方ないが、ここから8時半までなにも食べられないのはちと哀しい。具合が悪いうちは食欲もないので問題ないが、妊産婦のように元気な場合は入院前にビスケットやブリオッシュを持参することを薦めたい。8時半まですきっ腹で待ってみてもどうせやってくるのはカフェラッテか紅茶としょぼいビスケット、運がよければブリオッシュ。こんなもんです。

そして朝食後しばらくすると医者が検診に回ってきます。私の担当医は若く、なかなか男前で私は先生が検診にやってくるのを心待ちにしておりました。でもとってもお忙しそうでいつも病室に走りこんできては私たちの状態を素早くチェックして、また走って行ってしまうのです。そのわりには息が切れていないので、よほど体力があるんだなって思っておりました。

そして楽しかったのがカモミッラ配りのおばちゃん!
病室をひとつひとつ回りながら、"ヴォレーテ カモミッラ?キ ヴォーレ カモミッラ?”と陽気にさりげなくドスの効いた声でハーブティーを配りにお昼前と午後に回ってくるのですが、まだ熱が多少あった私のハイな頭にはこの声と言葉の響きが可笑しくて、可笑しくて一人忍び笑いをこらえておりました。 今にして思うとなにがあんなに可笑しかったんだろうとも思いますが、イタリア生活も慣れてしまうと以前はあんなに笑えると思ったイタリア語の響きにも鈍感になってしまい、時に淋しくなります。 

それから忘れられないのが、偶然見つけたあの単語。
医療用語が全然分からなかった私は、入院中といえどもオチオチ休んでいられず、ベッドを起して辞書とにらめっこしておりました。私の持っている辞書は83年初版の小学館の伊和中辞典なのですが、お持ちの方、どうぞ867ページ、Medicina e Chirurgiaの真ん中あたりにご注目下さい。

logorrea 病的多弁症

これを見た時にはわが目を疑いましたが、瞬間的に怒涛のような笑いの渦に巻き込まれ、またしてもしばらく私は一人、虫けらのように笑い転げておりました。 盲腸でなくて本当に良かったと思います。ちなみにこの病的多弁症ですが、どうやらlogorrea、でなく、
logoroico/aが正しいようです。つまり男性ならロゴロイコ、女性ならロゴロイカ、イタリアにおいては知っていて損はない単語かと思います。そして残念ながら医学用語に関してはまだまだ改定の余地があるようにお見受けしました。

こうして中々楽しい入院生活が続いておりましたが、3日目に入ると先生があと二日で退院できるようなお話を始めました。でも私はまだ病院に居たかったんです。シガニーウィーパー、じゃなくて大家のいるあの寒い家に戻るのは不安だった。この病院に必死で連れてきてくれた時には命の恩人、と感謝もしましたが、彼女の立場としてはネーロ(税金を払わずに収入を得る事)で私から家賃を取っていたわけで、私の為に救急車を呼ぶ訳にはいかず、まして絶対に自分の家で死なれたりする訳にはいかなかった。おめでたい日本人の私は後でジュリオに解説されるまで、そんなことは夢にも思わなかったんですが、日頃の大家の人柄を考えると納得が行きました。
そんな理由もあって退院は不安でした。 第一まだ病室のトイレに行くのが精一杯で、廊下に出られるほどの体力もなかったんです。
そこで突然、お支払いの事を思い出したのです。イタリアでは救急病院で手当てを受けるのは旅行者であっても無料ですが、入院となるとどうなるのでしょう? この設備の行き届いた病院がイタリア1であることは聞いていましたが、ここが国立なのか、私立なのかも私にはわかっていませんでした。

                      続く

さてお支払いの行方はいかに???
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by giulio71 | 2008-10-28 01:45 | イタリア入院生活の思い出



ミラノにあるイタリア料理教室より
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ジュリオの料理教室のご案内
 メニューなどの詳細はこちらをクリック↓
http://giulio71.exblog.jp/


ミラノ近郊でお着物着付け、いたします。着付けのレッスンも出来ますので料理教室までご連絡下さい。
詳細はこちら
http://kimonitaly.exblog.jp/
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このブログ内の写真及び記事の無断使用、無断転記は一切お断りしております。
 

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