料理サロン La cucina di Giulio

カテゴリ:Piano ピアノ( 3 )

終着駅はベヒシュタイン

お知らせ
新年より料理教室を再開します。
本当にお待たせいたしました!
お問い合わせは
lacucinadigiulio@tiscali.it までどうぞ。
一部のお客様にメールが不達となっていることをお詫び申し上げます。
お気軽にご連絡下さいね。



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一年の終わりに、語りかけて途中で終わっていたピアノ探しの結末など。
さんざん悩み、探し回った挙句、最後に見つけたのが
何台もピアノを所有している元調律師にして某イタリア人有名歌手の父親。
病気でもう仕事が出来ない為、家もすべて売却して田舎に帰るためのピアノ売り。

それはもう、、凄いコレクションでした!
ショパンが本当に弾いたかもしれないプレイエルや、
格調高い音色の戦前のベヒシュタイン、
アンティークのスタインウェイや珍しいアメリカのピアノ、
グロトリアンの大層古く、大型のアップライト、
シュルツポルマンはもちろん、ブリュトナーも何台か、
そして修理の終わらなかった、ベーゼンドルファーのコンサートグランドなどなど。。

その中で、キアラが選んだのが写真のアップライトピアノです。
調律師が自分の息子の為に、遠方まで足を運んで選んだ自慢の品。
さして大きくもないピアノなのにパワーが、、
特に低音の深い響きは、正直怖いくらい。。
ドビュッシーなんかも弾いてくれるんでしょうね?
ってピアノに脅迫されている気すら感じる(滝汗)

正直、ここがダメなら別の個人宅で売却希望のグロトリアン(別荘で音楽家に弾かせているだけだからあまり使ってない、そうな)を見に行こうと思っていたけど、
もうこれで決まり。
と、言うわけでピアノ探しの旅、終着駅はベヒシュタインのアップライトピアノで幕を閉じたのでした。
日本にいたらとても手が届かなかった高級品。
イタリアに住んでる有難味、を珍しく感じた瞬間でした(爆笑)

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自分で書いておきながら繰り返すのもなんですが、、
イタリアに住んでいる、有難味、、という言葉がどうも引っかかって、気になっています。
文法的には、大丈夫ですよね?!

来年もよろしくお願いいたします。
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by giulio71 | 2014-12-29 07:31 | Piano ピアノ

ミラノでピアノを探す

皆様、ご無沙汰しました。
しばらくぶりにブログを開くと、目にはいるのがマイ記事ランキングでして、最近ずっとその上位にいるのが、電子ピアノの修理記事。

確か当ブログは料理教室が本題だったはずなんですが、この際ですからまたピアノ関連、書かせて頂きますね。

さてさて、引越しも落ち着き、娘のピアノ探しに決着をつけるべく最近あちこちのピアノ屋さんを回っていたのですが、本当にあきれるほど、良くないんですよ、品揃え!

日本から考えると、ミラノは一応ヨーロッパですので、お店には日本製とは違う、さぞ素敵なピアノが目白押しなのでは?と思うかもしれませんが、実際はそうでも、ありません。
商品の主流は中古のヤマハに始まり、その次がリニューアルのヤマハで、それから古びたヨーロッパの超一流でないブランド、そしてカワイ、運がよければペトロフ、イタリア製ならシュルツポルマン、最後に中国製、といった展開が現実です。

スタインウェイはおろか、
ベヒシュタインなんかを、
どれにしようかな、と選べるなんてことは、ありません。

唯一、日本よりよいサービスといえば、レンタル制度がありまして、
プロのコンサート用のみならず、ピアノ初心者だけど続くか自信がないから購入に踏み切れない、という人の為にわりと安くピアノを貸してくれ、気に入って買うことにしたら、今までのレンタル代はお返ししますよ、というもの。
これってなかなかいい、サービスだと思いますよね。
で、私もいつまでピアノが続くかわからない娘の為に見に行ってみたんですが、、、
アップライトだと月30ユーロから、とはいうものの、30ユーロではかなりくたびれたピアノしかなく、もう少しいいものを、となると60年代のヤマハとか、カワイの日本製でない新品しかなく、唯一望みのペトロフに至っては、
鍵盤が堅い、と娘はそっぽを向く始末。

ねえ、他にもう少しないのかしら? いっそグランドピアノを考えるべき? 
とお店に訊くと、

"子供ならこれで充分だと思うけど?
グランドピアノなんてコンバトの終わりにでも考えたらいいんじゃない?"

なにを大げさな、、とでも言いたげなそのお答え。。
これがミラノで一番しっかりしたお店の、きちんと客の対応も出来る店員の言葉。

ちなみにこの夏、日本で参考の為、ピアノ屋さんに行った時には、
同じ娘の同じレベルの進行状況を説明したのにはかかわらず、
お勧めされたピアノはアップライトですでに100万円近く、、
出来れば早くグランドピアノの購入を、と老婆心さながらに語られたっけ。

どうせすぐ、止めるかもしれない子供なら、
1.売るなら今だ、ホトトギス
2.本人のやる気を待ちなよ、ホトトギス

信長バージョンは、、怖いのでやめましょうね。

まあ私はミラノにずっといるわけですし、別に購入してもいいんですが、
音楽留学する人や、駐在のご家庭なんかではさぞかしきついだろうなあ、と思います。
かと言って、お店の側はこの不況下、商品が回転している様子もないし、
一体どうやって生計を立てていくんだろうって不思議なくらい。

実用的で素敵な音色のドイツ製が少ないのは口コミ個人取引で終わる為、市場に出てこないのでは?などなとの謎を残したまま、最後は個人売買のサイトを見始めて、はまってしまった私ですが、
ここもまあ、あきれるほど古すぎるピアノのオンパレードで、北から南から、1800年代のピアノですがまだ使えますよ!というヨーロッパのご老体大売出し(笑)
実に退屈しない、私のピアノ探しです。


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by giulio71 | 2014-10-27 07:56 | Piano ピアノ

電子ピアノを修理してみる

更新ご無沙汰なのにいきなり地味な話題でごめんなさい。

今日久しぶりに自分を褒めて上げたい出来事があったので更新する気になりました^^

さてさて、我が家には3年ほど前にキアラの為に新品購入した電子ピアノがあるのですが、先日、音がひとつだけ飛びぬけて大きくなってしまうことを発見。
それが実によく使うキーで耳障りなので修理に出そうとあちこち探したら。。。

なんと、家から150m先に専門店があるのを発見。
うれしや、これなら自宅まで来てくれるわね!と交渉してみたものの、返事はNO.

”台を外してキーボードだけ持ってきてね。何日か預かるから。”

どうも部品交換など何もない最低料金で45ユーロからだという。
だが料金より何より、何日も戻ってこなかったらその間、キアラは練習が出来ないではないか?
いくら150m先にあっても電子ピアノってかなり重いしとても一人では持っていけない。

じゃ、いっそ一人で開けてみる?
それでお手上げなら持っていくだけのことだし。

そんな訳で、一人ドライバー片手に立ち上がる

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機種はヤマハのARIUS 最もシンプルな機能のものです。
後ろにネジが三つあるのでそれを外すと上の蓋が開きます。
問題のあるキーのハンマーを確認して電源を切る。

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鍵盤からわずかに見える赤いフェルトの部分を外し、
更に30個ほどついているネジを外し、鍵盤の固定を解除

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ここで問題の鍵盤部分を持ち上げてみるが、特に故障はなさげ。
そもそも3年しかピアノをやってない8歳の子が故障させるほどの力があるとも思えない。
私の予想は鍵盤とハンマーのつなぎ部分の接触不良だったのだが、どうもわからない。。。
どうやら諦めて、修理に出そうか、と思ったその時、、

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赤い線の部分がフェルトとウレタンで出来ているのに気がつく。
ハンマーはその下を叩くように出来ているのだが、触ってみると、
まさしくそこに、へこみがあった!!!

どうもこれは消耗品で、交換するしかないかな、と思いつつ、少し揉みほぐしてみる。
これは左手で伴奏を取るのによく使うドの音なのだけど、
触って見ると確かに和音でよく使う音の部分は少しへこんでいる。
あんな8歳の子でもこれだけの力で弾いているのね(汗。。。

少し揉んだらウレタンの高さが戻ってきた!
これで電源を入れてちょっと試したら、、、

なんと! 直っているではないか!!!!

喜びついでに他のウレタン部分も揉み解して、計38個のネジを締めなおして修理完了!
所要時間2時間弱。

久しぶりに充実感を味わった一日だった。

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それにしても、日本に住んでたら絶対に自分でやろうとは思いつかなかっただろうなあ。
今回は運がよかったけど、
皆様、感電にだけはくれぐれもご注意下さいませ

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by giulio71 | 2013-04-05 02:12 | Piano ピアノ



ミラノにあるイタリア料理教室より
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